夢で会いましょう -2ページ目

チャーム族って何だ。

修士論文発表会が14日、無事終わりました。

何だかんだいって、学部時代のような張り詰めた緊張感は無いにしても、

やっぱりそれなりに緊張はするもんですね。


はい、発表自体には満足しています。

僕が真摯に3年間取り組んできたものを残さず出してきました。

でも、


「あなたが理想とする山岳民族の生活とは何ですか。」


って質問があった。


その場では答えらしい答えが見つからない。

曖昧な答えで終わってしまったけど、

確かに理想とする生活ってなんだろ。


近代化が進む世界。

それは途上国と呼ばれるが東南アジアの優等生であるタイにとっては顕著。

そんな中で、「山岳民族は昔ながらの生活を送っていなさい。」

なんてこと、僕には言えない。

いや、言っちゃいけない気がした。


グローバル化が進む世界。

山岳民族も近代化に乗り遅れないよう必死に自分たちの生きる術を模索している。

そんな中で自然と共生して来た民族の生活を取り戻すのは不可能なのかもしれない。

だから、「理想は昔ながらの生活だろ」

なんて軽い言葉を山岳民族の人たちの顔を見てきた僕からは到底言えないのだ。


それでも、その民族の伝統的な生活から学ぶべきことがあると思う。

同じことは無理だとしても、融合は可能なのではないか。


甘い蜜を吸ってしまった以上、切り離すことが出来ない事も多くある。

その中で、伝統的な生活にも目を向けて、そこから学ぶことの大切さを僕は知った。

だから、同じって訳じゃなく、見習うことの必要性はあるはず。


お互いの良い部分を共有するなんて、都合の良い事ばかりで事は進まないけど、

そう願う気持ちは大切だなと。


んーやっぱりなんかまとまらないな。


でも、良い質問を頂きました。ありがとうございます。



そして、うちのボスの質問。


「シャム族とチャーム族の関係性は?チャーム族とはベトナムの民族だが。」


え?

チャーム族って誰?何?

論文80枚書いたけど、僕は一度もチャーム族には触れてませんけど?


ボスが言うにはシャム族はもともとチャーム族と関係があり、同じ民族ではないかという持論があるらしい。

このことはタイ族とシャム族の相違点をはっきりできることに繋がるとか。


じゃあ、もっと前に言ってくれよ。


「まだまだ勉強不足だな。」


と、不適に笑うボス。


この事により、僕の研究心に火がつきました。

もう、終わったと思っていた研究。

でも、「これは通過点でしかなく、研究は一生続くものだ、続かせてくれ」

というボスの優しい気持ちなのだと解釈しました。


わかりました。

僕はこの3年間の研究に終わることなく、常に携っていけるよう意識して今後生きていきます。

そんなボスは、やっぱり常に僕の上を行く、偉大なボスなのだと改めて認識しました。


Thank you, my Boss!!!!!!!!!!

村上氏ガザ空爆批判



いや、かっこいい。

確かに受賞を辞退するよう求めるのもわかる。
イスラエルの文学賞「エルサレム賞」であるため、イスラエルの政策に賛同するように映ってしまいかねない。
しかも世界中に配信される授賞式だ。

それでも言ってみせた。

「距離を置くよりも、むしろ自分の目で(ガザ地区の現実を)確かめるためにここに来ました。」

そして、イスラエルの軍事的な圧力政策を痛烈批判。
それも村上氏らしい比喩を用いた表現で。

やられました。
ペレス大統領はどんな顔をして見ていたのだろう。

文学者としての誇り。
確かに感じました。

明日が集大成

さぁ、3年間の成果を試すときがやってきました。


「修士論文発表会」


バレンタインデーという聖なる日に行われる今年の発表会。



ここ1週間はろくに睡眠すら取れていません。

もう、80枚にもなった論文を20分にまとめるのに一苦労どころか二苦労三苦労。

何度頭を抱えたことか。


でもね、思うんです。


確かに俺がやってきたことはマニアックで知らない人に説明するのは無理難題。

でも、知らない人にわかりやすく説明するのが発表会であって、


「どうせ、説明したってわからないんだから。俺がわかっていればいいの。」


なんてセリフだけは吐きたくないのです。

だから、まずは全く知らない人の目線に立つところから始めました。

出来栄えは満足してます。


もう、後は向うだけ。

では。