スペインの南に位置するアンダルシア
さきっぽはアフリカ大陸のモロッコに引っ付いてしまいそうだ
ではなくて引っ付いていたのがわかる
SEVILLAセビリヤから長距離バスに揺られ
降り立った町
GRANADAグラナダ
地理上ゆえかこの土地は多くの民族が
入り混じっている
歴史的にも紀元前のイベリヤ人から
700年代にはイスラームに800年近く統治され
花のナスル朝のアルハンブラ宮殿が世界的に有名である
このグラナダには当時の名残が未だ
コミュニティーの中にあり
ユダヤ人地区、アラブ人地区と美しくその景観と文化を残している
その中でも極めて原始的な様式を残す地域が
Sacromonteサクロモンテ(聖なる山)と呼ばれる場所である
gitano ヒターノと呼ばれるジプシーたちが
洞窟に真っ白な石灰を塗り固めて
住居として棲んでいる地域だ
天井は低いが意外にも涼しく
乾燥しきったのどを潤した
奥へ進むと幾つもの小部屋があり
彼のお母様の写真が飾られていた
今では観光の為にフラメンコのショーをする
洞窟住居が点在しているが山頂にある
ミュージアムでは昔の生活を伺うことができる
アイアンの黒と石灰の白が美しい一枚の絵のようだった
生活はシンプルで小さなコミュニティーの中で
機織をする洞窟、陶芸をする洞窟、かごを編む洞窟
そして台所や寝室などと
全ての生活が洞窟の中で営まれていた
それらを見ていて感じたのは
縄文時代の我々の先祖も洞窟で
彼等と同じように生活していたのだろうかと。
今では多くの遺物は残っていないが
単なる洞窟の穴の中に熊のように筵を敷いて生活をしていたのではなく
ここサクロモンテの洞窟のように
夏は涼しくそして冬は暖かく
居心地の良い快適な住居空間だったのかしら?と。
ヒターノはロマと呼ばれたりジンガロと呼ばれたりと
その起源は1000年頃のインドとも言われている
放浪の民
けっして縄文とは直接繋がるはずも無いけれど
彼等の原始的な生活スタイルが
縄文は案外、快適な暮らしだったのかしらと
空想をかきたてた
外に出ると光がまぶしく
たわわに実った
ざくろが赤く光ってきらきらしていた
まぶしく
皮膚をじりじりと焼いた












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