
こんにちは、 あにめを です🌞
今回は「凍りのくじら」(著:辻村深月)について語りたいと思います😊
今現在、「スロウハイツの神様 下」を読んでます(^^) 辻村深月さんの作品って結構リンクがあったりします。 個人的に読む順番は
・スロウハイツ→凍りのくじら
・凍りのくじら→スロウハイツ
のどちらでもいい印象です✨
ちなみに私は
凍りのくじら→スロウハイツ の順番です✨
まず、あらすじ!

ドラえもん愛❤️があふれる一冊です✨
目次がドラえもんの道具の名前になっていて、ページめくるたびにわくわくが止まらない!
私は“どくさいスイッチ🔘”の話が印象的でした!
主人公は高校3年生の芦沢理帆子(あしざわりほこ)ちゃん。 小さい頃から本の虫で、頭が良く、物事を大人びてる目線?っていうのかな?
でみてる女の子。 共感しやすいタイプの主人公ではないんですよ、理帆子ちゃんは。
藤子・F・不二雄先生が自分の物語を「少し・不思議」といっていたことから、理帆子ちゃんも人の個性を「少し・〇〇」と名付ける遊びをしています。
実は、私も試しにやってみたのですが、、、
なかなか難しかったです🥲
理帆子ちゃんは自分の個性を「少し・不在」と名付けてていて、心が空っぽの印象を受けました。 どこにいても馴染めて、いなくても良い存在。 居場所がない。
そして、図書館で別所あきらに写真のモデルを頼まれて、、、
⚠ここから先はネタバレあり⚠ ネタバレをくらいたくない方は閉じてね☆
結末までは特に大きな事件は起きません!
だけど、物語や心理描写が丁寧で、読んでいて飽きませんでした!
理帆子ちゃんが早退をして、電車に乗ってる最中に子猫のような男の子を追いかける場面があります。 あそこのシーンは本当に大好きなんです! 夏の暑さや眩しいほどの青空、建物が目に浮かぶ感じがして、たまらなく好きです!
その後に、ヘルパーさんの多恵さんと仲良くなったり、郁也くん(子猫のような男の子)と一緒にドラえもんを見たり、、、
描写が丁寧で、もう辻村深月雰囲気が全開です(笑)
途中で郁也くんと同じお話教室に通ってる女の子は「ぼくのメジャースプーン」のふみちゃんだと思われます! 時系列で読むと
メジャースプーン→凍りのくじら
ですかね?
理帆子ちゃんは若尾大紀(わかおだいき)と付き合っていたことがあり(作中では分かれてる)、もうすでに別れてるけど会ってご飯を食べたりして、関係をズルズル引きずってしまいます、、、、
理帆子ちゃんは友達に注意されても、電話に出たりしてて、事態が深刻にならないと、改めて認識する、、、 理帆子ちゃんも人間らしい一面を持っています✨
そして、最後の章を読み終わったときには心がポカポカしました☺️ 理帆子ちゃんの成長が愛おしい!
なんか、曇り空から一筋の光が射すような感じです(^^)
しかも、別所の正体が〇〇! だから、理帆子ちゃんのお父さんの名前には読み方がふられてなかったのか!! と一人部屋の中で震えてました(笑)
若尾の最後の行動ががもう、恐怖😱 人間って一線を越えると何でもできてしまうと、感じました😰
最後に、印象に残った文章を紹介します!
こういう子って、多分僕や理帆子さんの他にもたくさんいると思う。ーーー
本による救いの形を論じるのって、ホラー映画による青少年への悪影響を嘆く風潮と表裏一体だから、あまり好きじゃないけど、それでも本当に面白いっていうのは人の命を救うことができる。
その本の中に流れる哲学やメッセージ性すら、そこでは関係ないね。ただただストーリー展開が面白かった、主人公がかっこよかった。そんなことでいいんだ。来月の新刊が楽しみだから。そんな簡単な原動力が子どもや僕らを生かす
p.139 別所あきらのセリフ
皆さんは好きなものに理由をつけないといけないと思ったことはありませんか? 理由がないと好きになれない、理由がないと馬鹿にされる、、、 私は経験がありました。でも、どんな理由でもいいし、なくても良い。“好き”を肯定してくれる文章だと思いました!
皆さんも自信を持ってくださいね!!
この本は居場所がないと感じたときに読み、救われました。 思春期って狭い世界がすべてで、、、 不安だらけで、、、 大人になる手前の時期ってとにかく不安だらけで、未来も見えない。そんな時にこの本を読んでみてください!
人それぞれ感じ方は違うが、少しでも生きててよかった! って感じたら良いなぁと、思います😊
少し長くなってしまいました、、、
最後まで読んでくださってありがとうございます🤗