おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

このブログのサブタイトル

「幸せになる覚悟はありますか?」とありますが

 

この『幸せ』の意味が

最初このタイトルを付けた頃と

 

変わってきているなあと感じました。

 

 

当初のこのサブタイトルは

 

世間の目や人の目を気にして

自分が求める幸せではない選択をする現実から抜け出そう

 

誰が何と言おうが、

自分の幸せは自分が手に入れるんだ、

 

そういった意味を込めていました。

 

 

そして、この時の『幸せ』とは

自分が望んだ現実のことだけを指していました。

 

 

勿論その全てが変わったわけではありませんが

今はこの『幸せ』の意味が大きく広がった気がします。

 

 

私達は

望む現実、所謂『幸』を欲する時

どこかでそれとは反対の『不幸』を想像し

 

それを避けよう、無くしてしまおうと

考えてしまいます。

 

 

分かりやすい例が

幸せな現実を手に入れた時で

 

その際心のどこかで

「この幸せが永遠に続けばいい」

 

言い換えるなら

「この幸せを失いたくない、手放したくない」という心が

少なからずどこかで芽生えてしまうものです。

 

 

だから、その幸せを失わないように

その幸せを囲い込んでしまったり

また、もっと幸せを求めて動こうとしてしまいます。

 

 

このような『幸』は求めれば求める程

その人の中の『不幸』もまた大きくなってしまうのです。

 

 

手に入れても手に入れても

次を次をと求めるようなときは

 

そこにどのような正当な理由があろうと

 

「不幸にならないように…」という思考が

渦巻いているのです。

 

 

このようにお伝えすると

幸せになりたいという欲求を否定すればと考えてしまいますが

 

それは人である以上難しいものです。

 

 

自然に減っていくならまだしも

 

不幸が大きくなるから

幸せになりたいという欲求を無くそうするのは

 

不幸を避けようとしている

先ほどの状態と本質は同じですからね。

 

 

『幸』がある以上『不幸』は生まれます。

 

 

では、この終わらない『幸』と『不幸』のいたちごっこから

抜け出すためにはどうすればいいのかという話ですが、

 

このどちらもを超えた状態になる必要があります。

 

 

それがこのブログの

サブタイトルの『幸せ』と言う状態です。

 

 

この『幸せ』とは

先述した『幸』と『不幸』の

 

どちらも否定しません。

 

 

そのどちらもがあることを知り、

そのどちらもにしがみつかず、

そのどちらもを受け入れることです。

 

 

また出来事や感情を

『幸』と『不幸』に分けないということでもあります。

 

 

そして、分けてしまったとしても

それを否定しないのです。

 

 

その結果、『幸』、『不幸』への執着が薄れていき、

ただ在るという幸せを悦ぶことが

出来るようになるのです。

 

 

そして、大事なことですが

常に、この状態であろうともしません。

 

 

この『幸せ』に執着した状態というのも

不幸への恐れから生じているものですからね。

 

 

本当にこれを理解した状態というのは

仮に『幸』、『不幸』に振り回されたとしても

それでいいのだと思えるのです。

 

 

これが『幸』と『不幸』を超えた

『幸せ』という状態なのです。

 

 

こうした時間が少しずつ増えていくと

自然と大きすぎる欲求への

興味は薄れていきます。

 

 

自分の手の届く範囲に幸せを感じ、

何かを欲する時は本当に必要なものを

必要なだけ欲するようになるのです。

 

 

そんな『幸せ』な時間を自然に持てるようになると

人生は生きやすいものになっていきますよ。

 

 

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