おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
苦しみの繋がりで
心が軽い関係を創ることはできません。
どれだけ頑張っても
そこにあるのは重たくどんよりとした
しがらみしかありません。
苦しみで繋がるとは
具体的に言うと
不調だったり、愚痴だったり
文句だったり、悩みだったり、
その話しか基本的に出てこない関係です。
幸せや心地よい話題が少しはあっても
すぐに「幸せなんだけど、○○さんが…。」
みたいに
日常の苦しいことに
フォーカスした話に行きやすい関係です。
ではまず、その関係の中で
どうして心が軽い現実を創ることが
とても難しいかをお伝えします。
例えば会社や仕事への文句も一切なく
体も健康、家族への愚痴も無い、
今の生活が本当にただ幸せ、
そのような心が軽い生活になったとしたら
今までその苦しみの関係で繋がっていた人は
そのことをどう思うでしょうか?
正直面白くないと思います。
口ではおめでとうや祝福の言葉を言っても
陰ではその方に対しての
嫌な言葉が溢れてくると思います。
何とか嫌な部分を見つけようとしたり
「いや、こういうとこは大変なんじゃない?」と
苦しみの沼に引きずり込もうとします。
そこで気づいて感謝して
関係を手放されたらベストなのですが
目の前の人間関係を手放すことを
多くの方が恐れているのが現状です。
ですからその結果
今の苦しい関係を
手放さないようにするために
そもそも自分の現実を
うまく行かないようにする
これが苦しみの関係で
幸せな人が中々現れない理由です。
幸せな生活を仮に得られたとしても
その人たちが許す範囲での幸せな生活です。
幸せの中でも愚痴や嫌なことがあって
それを互いに言い合って
「やっぱりみんな大変だよねえ。」と
言い合う関係です。
そして、自分がこれだけ気を付けて
現実を良くしないようにしているのだから
あなたも分かっているわよね?と
互いに目を光らせて見張り合う、
ここまで行くと本当に負の連鎖ですね。
本当に心が軽い関係は
愚痴や文句、悩み、嫌なこと等が無くても
幸せな関係を互いに祝福し合える関係です。
愚痴や文句、悩みがあるなら
その傷を互いになめ合ったりするのではなく
それをどうしたら解決できるか
改善できるか、目の前の現実が楽になるかを
互いに考えられる関係です。
とは言っても
基本的に自分で解決することを意識しても
やはり生活の中で
どうしても人に言いたくなる時はあります。
そのような時私の場合は
いきなり悩みや愚痴、文句を言う前に
「今からただの愚痴、悩み、文句を
ただ垂れ流すけどいいかな?」と
先に相手に聞きますね。
それも聞いていて嫌になったり
きつくなったら止めてねと言った上で
話すことはあります。
自分で解決と自分で抱えるというのは
違いますからね、
自分で抱えるとなると
現実はどう転んでも重たくなってしまいます。
相手が大丈夫な時はそこに頼る時も
人間ですからあります。
ただ、そこに頼りきりではなく
まず相手の状態を尊重し
話す内容も自分の中でしっかり考えて
答えを出したうえで話すというのは
意識しています。
少し話が逸れましたが
心が軽い現実を創るためには
苦しみの関係で繋がっているものがあると
簡単に重たい現実になってしまうことは
理解して頂けたかと思います。
そのため心が軽い現実を創るためには
苦しみで繋がる関係を
手放していく必要があります。
それも今までの関係を
自分の現実を引っ張る人たちだから
さっさと離れろよと言った
憎しみで手放すのではなく
今まで本当にありがとう、
でももう合わなくなってきたから
お互いが心地よくなるために離れよう
という心から感謝して手放されることです。
憎しみで離れたら
今までと同じような関係を
繰り返してしまいますからね。
自分の現実を軽くすると決めた方は
もし今、目の前に心当たりがある関係があれば
手放す覚悟をしてください。
その繋がっている方も軽くなっていけば、
そのまま関係を続けることはできますが
それはその方の自由です。
重たい現実が好きな方もいます。
強制はできません。
それに心が軽い状態では
どんな関係も手放せるというのが
ベストな状態です。
どこかに執着すると
どれだけ軽いものであっても
一瞬で重たくなりますからね。
そのため心が軽くなるためには
自分と向き合い、自分を満たすことも
大切になっていきます。
自分が満たされていない時は
ものや関係に執着しやすいですからね。
どんなもの、どんな関係も手放せる
その状態がただ幸せの中で合う関係が
本当に心が軽い関係ですよ。
≪現在申し込み可能なセミナー&
個人カウンセリングの申し込みは下記リンクからお願いします。
質問も随時募集中です。≫
最後までお読みいただき、ありがとうございます。