おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
いきなりですが皆様は
意図的でなく人を傷つけてしまったことありませんか？
私はここ最近で実はありました。
そこまで深く考えていなかった行動の結果
相手の事を傷つけてしまいました。
後々その時のこと振り返って
「どうしてそのようなことをしてしまったんだ。」と
めちゃくちゃ考えました。
すると私の過去の
あるトラウマが呼び起されました。
潜在意識はちゃんと覚えていたんですね。
トラウマと似たような状況が
目の前の現実に創られると
無意識にそれを見ないように、考えないように、
相手からすれば蔑ろにされたような行動を
とってしまうことがあります。
今振り返ると似たような状況で
いつもうまく逃げていたなあと思います。
所謂自己防衛が働いている状態ですね。
勿論だからと言って傷つけたしまったことを
正当化するつもりはありません。
本当に申し訳ないことをしてしまったと思います。
だからこそ次同じことを繰り返さないために
私はそのトラウマと向き合うことにしました。
すると過去の記憶の中に、
私の未完了な感情が
眠っていることに気づきました。
あまりにも辛すぎて
当時は感じることを放棄してしまった感情です。
「もう、大丈夫。
今ならこの感情を受け止められる。」
そう思い、この未完了な感情を感じることに。
そのトラウマは中々に大きかったみたいで
実際感じるのは結構きつかったです。
少し時間はかかりましたが、
そのトラウマの時に未完了だった感情と
しっかり向き合い、感じることで
そのトラウマの記憶自体を
完了させることが出来ました。
意図的でなく人を傷つけてしまう時、
思ってもみないことをしてしまう時
そこには潜在意識が叶えようとしている
願いがあります。
そして、その潜在意識の願いと言うものは
大きな声では言いにくいものがほとんどです。
大きな声で言えるものなら
そもそも自分の気持ちとして表現しますからね。
大きな声で言えないからこそ
代わりにこのように現実の問題となって
私達の目の前に現れます。
今まで隠し続けて言えなかったこと
本当は言いたかったけど
言えずに心にしまったこと、
今回の私のように
トラウマ等辛すぎて感じることを
放棄してしまった感情、
などなど上げたらキリがありません。
私達、心理カウンセラーの役目は
それらの願いを
明確にしてあげるサポートをすることだと
私は思っています。
やはりそのような願いを
明確にされるというのは最初は怖いと思います。
なんだか見透かされたように
感じるかもしれません。
ですが、心理カウンセラーは
それが例えどんな願いであっても真摯に聴きます。
私自身、親に依存するために
そして、その依存を正当化するために
病気だったり、人間関係の悩みだったり
様々なことを用意してきた人間です。
ですから潜在意識の願いが
現実に大きな影響を与えることを
何度も痛感しています。
結構幼稚な願いも中にはあって、
それを明確化した際は
あまりの恥ずかしさでどうにかなりそうでした。
そんな幾多の経験があるからこそ
今心理カウンセラーとして活動出来ているなあと
改めて思います。
潜在意識にそのような願いを放置してしまうと
現実にあまり望ましくない形で影響が出ます。
逆に言うときちんと明確にすれば
その願いの声を自分自身が
聴いてあげることができますから
現実に望まない形で
影響が出ることは格段に少なくなります。
そして、その願いを明確にするというのは
本当の自分自身を知るということでもあります。
その自分を受け入れていくことは
心が軽くなるためには欠かせないことです。
いくら自分を受け入れてると言っても
所謂”良い面”だけを受け入れた所で
現実はうまく行きませんからね。
心が軽い人生を創っていくために
自分の本当の願いを明確にしてみませんか？
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