おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

今まで数々の

共依存の記事を書いてきました。

 

 

毎日共依存という言葉を使わずとも

どこか共依存に繋がることを

 

日々お伝えしていると思います。

 

 

その中で皆様は

ふと疑問に思われるかもしれません。

 

 

「なんで共依存の記事を

これだけ書いているの?」

 

 

今日は私が何故共依存について

ここまで書いているかをお伝えしようと思います。

 

 

私は過去何度も誰かに

依存して生きていこうとしました。

 

 

常に

 

誰かに守って欲しい

 

誰かに決めて欲しい、

 

私は弱いから、自分で責任は取りたくない。

 

 

その結果

 

身体は

慢性的に不調状態になりました。

 

 

身体が健康であると

底知れぬ不安に襲われ、

 

身体が不調になると

安心する自分がいました。

 

 

起き上がることさえ

やっとな自分がいました。

 

 

顔色は真っ青が当たり前、

いつも人から心配されるようになりました。

 

 

免疫も相当落ちました。

薬がないと不安な自分がいました。

 

 

本当に誰か無しでは

生きていけなくなる身体に一時なりました。

 

 

それら全てが心地よいと感じている私が

いつもどこかにいました。

 

 

人は誰かに依存するためなら

簡単に身体を変えてしまいます。

 

 

身体の本来持つ

自然治癒力さえも失わせるほどに。

 

 

そしてこれは逆パターンもあると

思います。

 

 

強くなるパターンです。

 

 

誰かのために一生懸命

たとえ自分を犠牲にしても…みたいなね。

 

 

弱くなった人に

尽くすため、引っ張るために強くなる人です。

 

 

そのような方を見ると

 

「この人ここまで寝ずに仕事して

身体大丈夫なのかな?」と

 

ビックリしてしまいますね。

 

 

このような方も

共依存という観点から見れば

弱くなっている人と本質的には一緒です。

 

 

自分を偽っています。

 

 

自然な力ではありません。

 

 

心理学を学んでいく中で

私は数多くの自身の心の闇に触れました。

 

 

自分の依存思考に

何度も絶望し

自分を攻撃したくなる日々を繰り返しました。

 

 

その中で

 

 

自分に対し、常に心から愛情を向け、

味方になってあげられるのは

 

自分しかいないことに気づくことが出来ました。

 

 

本気で自分と向き合い

自分を知り、自分を大切に思う、

 

それが私の中の当たり前となったのは

本当にごく最近の話です。

 

 

本当に自分がして欲しいことを

して欲しいベストのタイミングでできるのは

自分しかいないことを知りました。

 

 

誰かを信頼することは

自分の人生のハンドルを他者に握ってもらうことじゃない、

 

他者にハンドルを渡すということは

その人のフィルターで見た”良い方向”に

 

勝手に連れていかれることを知りました。

 

 

自分の人生は自分しか責任はとれないし

自分がハンドルを握ることが

 

本当に心が軽くなるうえでは

必要なことも知りました。

 

 

 

ここまでの経験を得て

私は自律し、自立する覚悟が生まれました。

 

 

今は私の身体はとても健やかです。

 

 

不調も軽いうちに気づくことができ

自分を見つめ直す行動をとることで

 

すぐに回復するようになりました。

 

 

ここまでが

特に共依存について

 

私が過去の経験で得たことです。

 

 

今日はもう一つ

別の観点から

 

共依存の人生が

生きづらいものになるかをお伝えします。

 

 

それは共依存関係になると

人は誰かを敵にしたくなるということです。

 

 

互いの共通の敵を作り

その方を攻撃することで

 

共依存関係をより一層

輝かしいものにすると言ったところでしょうか。

 

 

私たちの関係は

特別でどんなものにも負けないんだって。

 

 

漫画やドラマでは

それらが良いスパイスとなって

作品を輝かせますね。

 

 

ですが、それらを現実でやろうとすると

人生は中々に苦しいものになります。

 

 

スパイスで留めるなんて

現実では不可能です、

 

やれるところまでとことんやります。

 

 

これらは心のことやエネルギーのことを

深く知っている方ほど

痛感するものだと思います。

 

 

そして、共依存関係の多くは

すれ違いから一瞬にして終わることも

多々あります。

 

 

そうなった時

多くの場合次に行われるのが

 

また別の方と共依存関係になることですね。

 

 

基本的に生き方は

本気で変えようと思わない限り繰り返しますから。

 

 

そうして別の方と関係が出来た時

その新しい共依存関係の間での

 

上記で言った『敵』となりやすいのは

誰だと思いますか?

 

 

前の共依存相手と敵にしていた方と

同じという場合もありますが

 

新たに別の方が敵になることもあります。

 

 

前の共依存相手です。

 

 

共依存でありがちなのが

 

以前の関係を完全に否定し

次こそはと特別な素晴らしい関係を築こうとすることです。

 

 

前の相手の悪口を言い

 

あいつと切れたからこそ

あなたとの出会えた等と

 

前の相手を否定し、

さらには過去の自分さえも否定する。

 

 

ですがこれは

過去の自分と対立をしていることになります。

 

 

これは心が軽くなる生き方からは

相当離れてしまっていますね。

 

 

このような点からも

共依存の生き方をすることを

 

私はあまりお勧めしません。

 

 

 

ここで皆様驚かれるかもしれませんが

私は共依存をお勧めしないだけで

 

否定するつもりは全くと言っていいほどありません。

 

 

「ここまで言っといて何を言っているんだ。」と

思われるかもしれませんね。

 

 

共依存というのも

1つの生き方だと思っているからです。

 

 

私のように

自身の心の闇に触れずに

 

誰かに依存しながら生きていくというのを

私は否定する気は一切ありません。

 

 

ただ、共依存をするということが

どういうことかということを理解したうえで

 

共依存をされることをお勧めします。

 

 

共依存の輝いて見える面だけを見て

共依存をされると

 

無意識に

波乱万丈な人生を送ることになってしまいます。

 

 

そして

「こんなはずじゃなかった」と思ったとしても

 

そこから自立するのは

中々に険しい道です。

 

 

だからこそまず

共依存に関するニュートラルな知識を

入れておく必要があります。

 

 

そこからはご自身で判断されてください。

 

 

私は共依存を否定するつもりはありませんし、

共依存をされている方も

心から尊重します。

 

 

 

私の思いとしては

 

共依存を無意識にしていて

「あれ、苦しいけど何でだ?」と

 

疑問を持たれた方にとって

 

これからも共依存で生きるか

それとも自律し、自立して生きるかを

 

判断するための一つの情報として

受け取って欲しいと思って書いていますから。

 

 

共依存を否定したくて

書いているのではありません。

 

 

共依存と自立(自律)は生き方の違いです。

 

 

その点をしっかりと理解して

今日の情報を受け取られることをお勧めします。

 

 

 

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