おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

逃げることは悪いことではありません。

 

 

逃げることも大切な選択肢の一つです。

 

 

ですが、自分を追い込むことが

当たり前になっていると

 

「逃げることは

現実と向き合っていないから。」とか

 

「自分と向き合うためには

現実に立ち向かわなければ…。」等

 

真っ当に見える言葉で

自分を追い詰めてしまいます。

 

 

しかし、そのような言葉の本質は

自分を責めたり、攻撃をするためのものです。

 

 

ですからそのような状態で

いくら現実と向き合ったとしても

 

状況が改善されることはありません。

 

 

一度や二度

それで頑張ってうまく行ったとしても、

 

その後もっと苦しい状況に

自分を追い込んでしまいます。

 

 

 

だから私は

心理カウンセリングの中でも

 

「逃げてもいいですよ。」と

 

お伝えしています。

 

 

「いやいや、逃げても

結局現実は変わらないのでは…」

 

と思われるかもしれませんね。

 

 

確かにその通りです。

 

 

思考が同じだと環境を変えても

同じような苦しい現実を創ってしまいます。

 

 

ですが我慢をして、

自分を追い込んで、

 

本当は逃げたいのに

頑張るといったことをやると

 

それこそ現実は

今まで以上に苦しいものを創ってしまいます。

 

 

 

本当に現実と向き合って

前に進む時というのは

 

我慢をしなければという発想は

まず出てきません。

 

 

逃げるという選択肢もちゃんと頭の中にある、

でも心に余裕があるから

 

「一歩踏み出してみようかな。」と思って

自然と前に一歩踏み出している

 

そして、一歩踏み出した時の心地よさを

自分の中で感じている、そんな状態です。

 

 

現実と向き合って前に進むのに

 

自分を追い込んで

緊張状態にする必要はありません。

 

 

わざわざ自分を緊張状態に

追い込むくらいなら

 

今の環境から逃げてください。

 

 

そして、逃げた先で

次どうしていきたいかを考えて下さい。

 

 

緊張状態の中ではなく、

落ち着いた心地いい場所で考えて下さい。

 

 

緊張状態で生み出される考えは

自分を追い詰めて攻撃してしまうものが多いですから。

 

 

 

 

逃げることが悪いことと言うのは

自分を追い込むための言葉です。

 

 

それが好きな方は

そのままでも構いませんが

 

心を軽くして進みたい方は

「いつでも逃げていいよ」と

 

自分に言ってあげて下さい。

 

 

そして、もし周りに

自分を追い詰めて苦しんでいる方が

いらっしゃいましたら

 

「いつでも逃げていいよ。」と

提案してあげて下さい。

 

 

無理に逃げなさいと言う必要はありません。

 

 

逃げる逃げないはお相手の選択ですからね、

お相手の選択を尊重してください。

 

 

逃げないように、

自分を追い込むからこそできる行動があるという

意見もあるかもしれませんが、

 

いつでも逃げられるからこそ

出来る行動もあります。

 

 

いつでも逃げられるからこそ

もう少しだけやってみようかなと

思えることもあります。

 

 

逃げられない極限状態に

追い込んで得る力ではなく

 

いつでも逃げられるからこそ

生まれる余裕のある力を意識してみて下さい。

 

 

心の余裕があれば選択肢は自然と増えます。

 

その増えた選択肢を踏まえた中から

最善のものを選ぶ余裕も生まれます。

 

 

 

だから逃げたい時は逃げて下さい。

 

 

本当に自分を追い込んで

逃げたい気持ちに蓋をしてしまうと

 

身体を壊して強制的に”逃げる”という形を

とってしまうことというのは

 

今の時代少なくありません。

 

 

そして、そのような方こそ

身体を壊したご自分を責めます。

 

 

逃げたいと

心が素直に言っているうちに逃げて下さい。

 

 

自分に優しくして、

逃げたい時は逃げること。

 

そして、逃げた先で

心の余裕をしっかり養うということ。

 

 

次のことを考えるのは

その後でも十分間に合いますよ。

 

 

≪現在申し込み可能なセミナー&

個人カウンセリングの申し込みは下記リンクからお願いします。

質問も随時募集中です。≫

現在申し込み可能なセミナーはこちら

個人カウンセリングについてはこちら

 

ご質問、ご要望はこちら

(初めて投稿する際はこちらをご一読下さい。)

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。