おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
人は自分のフィルター越しにしか
物事を見ることができません。
例えば相手の気にくわない行動を見た時、
「あなたのここが問題ですよ。」と
言ってしまう時、ありませんか?
自分の中で相手の問題を推測するのは、
人間ですからあります。
ですが、それを相手に言ってしまったら
それは自分に問題があります。
ただ、ここで勘違いしてほしくないのが
「問題」と「嫌」は全く別だと言うことです。
自分が相手にされたことで
嫌だと感じたことは、嫌でいいんです。
そして、嫌なら
「あなたのその行動が私は"嫌"です。」と
相手に伝えてください。
これは自分を守るためには必要なことです。
相手がそれでもやめないなら
やはり離れることがベストですね。
ここで重要なのが
自分が嫌だから
それを嫌だと伝えたり、離れたりするのと
自分が嫌だから
それは相手の問題だと決めるのは全く別だと
いうことです。
自分が嫌だと伝えるのは
自分の気持ちを相手に伝えているだけですから。
それは逆に自分のフィルターが全てです、
自分の心地よさを大切にするためにね。
ただ、「問題」となると話は変わってきます。
相手が問題だと思っていなければ
それは問題ではありません。
もし相手が何かしら悩んでいて
自分に指摘してほしいと言った時
そこで初めて
「私が問題かなと思うのは…。」となります。
ここでも大切なのが
主語が”私”だということです。
あくまで自分が思ったことを伝える
それ以上でも、それ以下でもありません。
ここで私ではなく一般的な考えとして
伝えてしまうと、
言われた人の考えの
偏りを強化してしまったり、
言われた人自身が
自分を追い詰めてしまったりすることがあります。
だからこそ
常に相手に意見や何か伝えたい時は
「私」を主語にして”自分の意見”として言う、
この姿勢を意識されると
互いを尊重する考え方が深まり、
人間関係がシンプルになっていきますよ。
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