おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
親への感謝というのは
凄く大切なことだと思います。
「生んでくれてありがとう。」とか
「ここまで育ててくれてありがとう。」とか。
確かに大切なことなんだけど
それは親に対して怒りを出した後に
感じることをオススメします。
なぜなら、親への怒りを抑えたまま
感謝を伝えたり、感じようとすると
無意識に抵抗が起こるからです。
その抵抗も
「親へは感謝するのが親孝行、
怒りなんてもってのほかでしょ。」
「全部私のためにしてくれたのだから…。」
そう言って
自分の本当の気持ちをドンドン抑えてしまう、
ここまでの一連の流れが
実は当たり前のように起こっているんじゃないかと
私は感じています。
このままいくと無意識に、
人はあることを行います。
親への復讐です。
復讐って別に
親を直接攻撃するわけではありません。
自分が不幸や
どん底に落ちることで
「あなた達の育て方は間違っていたんだ。」
と親に間接的に攻撃するんです。
ただ、それをやり続ける人生は
苦しさしかありません。
無意識に復讐せず
自分の人生を幸せにかつ、
親への心から感謝を感じるためには
しっかりまずは親への怒りを吐き出すことです。
親の対する怒りを吐き出すと言っても
直接親へ怒りをぶつける
ということではありません。
直接ぶつけると
基本的にはうまく行きません。
「今更昔のことを言われても…。」
と一蹴されるか
「ごめんね、私が悪かったの…」
そう言ってくれるかもしれません。
ですが、それで満たされるのは
相手を屈服させたことへの優越感で
満たされただけなので
本当の意味でスッキリしていません。
それはあなたが、
エネルギーバンパイアになって
親からエネルギーを吸い取っただけです。
親への怒りは
親へ直接言わずに吐き出すことが大切です。
親の対する怒りが出てきたら
例えば
「めっちゃむかつくー!」等自分の言葉で
枕に顔うずめて叫んだり、
その怒りを文字に起こして
その書いた紙をビリビリに破り捨てる等
自己完結できる方法等です。
自分のために怒りを出す、
自分の溜まった怒りを
相手にではなくただ、外に出すという行為が
大切だと覚えておいてください。
子供というのは親に対して
100%何かしら怒りを持っています。
親からしたら当たり前のようなことでも
子供からしてみれば
理不尽に思うことを
当たり前のようにされてきています。
その親もまた、その親からね。
大人になってみれば
仕方ないと思っても
その時感じた怒りというのは
必ずどこかに残っているものです。
だからその怒りをしっかり吐き出してあげること
これをし続けた先に
親への本当の感謝というのは
芽生えるものです。
親への怒りを出してから親への感謝、
この手順は
しっかり守られることをオススメします。
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