おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
自分と似た
タイプ、感覚の人を見て
「私と似てるわ~すごく嬉しい。」
と共感して喜ぶ方も
いらっしゃれば
「いや、あなたと私は違うから。
一緒にするなよ。」
と一蹴してしまう方もいます。
同じにされたくない気持ちが
分からないわけではありませんが
これって相手を尊重するという概念からは
離れた考え方です。
これって無意識に
「自分はただの人間ではない。」
「自分はお前のような
普通の人間ではない。」
このような万能感が芽生えています。
また、万能感という点では
変わりませんが
「お前のような人間が
私と同じ感覚を持っているはずがない。」
といった逆のパターンもありますね。
結局のところは
「私は選ばれた特別な人間なんだ。」
このような万能感から来るものです。
万能感は以前にも書きましたが
持っているとドンドンうまく行かなくなります。
(万能感に関する記事はこちら)
常に誰かと比較を繰り返し
自分が特別であることを確認し続けなければいけません。
これって無意識に相当ストレスをかけています。
万能感を持っている時
実は自分のことを尊重しているようで
尊重していません。
自分の特別な部分で
マウントをとろうとしています。
自分のマウントが取れない部分は
否定しようとしています。
自分すべてを尊重しているわけではないんです。
万能感を手放すためには
自分の全てを尊重することを
心よりお勧めします。
自分の全てを尊重していくと
相手の全てを尊重します。
自分が特別などとも思いません。
誰もが対等に同じ人間であることが
心より分かっている状態です。
「あなたと私は違う。」と思った時は
自分の中の、どの部分を
尊重できていないか考えてみて下さい。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。