おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

 

「自分は選ばれた存在なんだ。」

 

「自分は何でもできるんだ。」

 

「自分だけは特別なんだ。」

 

そんな感覚を持ったことって

ありませんか?

 

 

 

自分が何でも知った感覚。

 

自分が何でも持っている感覚。

 

 

このような感覚を

万能感って呼んだりします。

 

 

この感覚を持っていると

一見力が湧いてくるように感じるんだけど

 

最終的に何も結果は実りません。

 

 

では、何でもできると思う

 

一見、無限の可能性がある

この感覚が問題なのでしょうか?

 

 

 

 

万能感の最大の問題が

地に足がついていないことだからです。

 

 

このような感覚を

持っているとまず自分を上にして

 

周りを下に置こうとします。

 

 

私は何でもできる、

 

でもあなた達は何もできない存在。

 

 

ここまで表では思っていなくても

その行動パターンを見ると

 

このような感覚を

根に持っているのは明らかです。

 

 

万能感は人を暴走させます。

 

 

自分が正しい、それ以外は全て間違い

その感覚だと筋違いなことをしても

止まることがありません。

 

 

そして、ふと止まった時には

もう戻れないところまで来ている。

 

 

そして、戻れないからもっと暴走する、

 

「自分は間違っていない。」と

言い聞かせてね。

 

 

結果が伴わない時は

周りのせいにもしますね。

 

「自分は間違っていない、

自分についてこれない周りに問題がある。」

 

 

傍から見れば

自分勝手が過ぎるというのは分かりますが

 

いざ、自分が

大きな力、富、知識を得ると

一瞬にして分からなくなるものです。

 


では、

そのようなものを持っても

万能感を持たなくなる方法とは何でしょうか?

 

 

地に足ついた状態でいることです。

 

 

万能感を持った人は

無限の力があるように見えますが、

 

実際は力がある感覚に踊らされて

浮足立っているだけです。

 

 

そのような人には

周りも付いていきたくないですから

 

ドンドン廃れていきます。

 

 

心理カウンセラーなど

一般的に先生と呼ばれる立場の人は

 

どうしても慕われますから

万能感が生まれやすいです。

 

 

だから私自身も気を付けています。

 

 

「考えが暴走していないか。」

 

「相手の自主性を奪っていないか。」

 

 

 

地に足がついている人は

 

自分がちっぽけな

存在であること

 

何もかもはできないこと

 

を知っています。

 

 

それらを知っていると

良い諦めが生まれます。

 

 

良い諦めは無駄な力が抜けて

でもどっしりと構えているそんな状態です。

 

 

万能感を持っていると

無駄な力が体中にありますからね。

 

 

良い諦めをしていくと、

不思議なことに

 

その人からは

無限の力が湧き上がってきます。

 

 

万能感の時とは違う

安心感がある無限の力。

 

 

この力を大切にしていきたいですね。

 

 

では万能感を

持ってしまいそうな時は

どうすれいいのか、最後に紹介しますね。

 

普段から万能感を

持ってしまっていないか考えて

 

出てきたらいったん止まってみることです。

 

 

日常の中だと

 

「相手に○○してあげる」

という上からの感覚が強い時は

 

万能感を相手に

示そうとしていたりするなど

 

まずは

一つ一つの日常のエピソードを

丁寧に見ていくことが必要です。

 

 

そうしていくと

段々自分の感覚に敏感になってきます。

 

 

こういう感覚に敏感になっていると

「今浮足立って暴走している。」と

早めに分かるようになってきますから。

 

万能感が出たらいったん止まる。

 

 

感覚そのものをダメと言うと

何もしたくなくなってきますからね。

 

 

万能感そのものを

悪者にはせず、

 

ただ、その感覚が

出てきたら

 

いったん止まって

地に足をつけてから動き出す。

 

 

これが着実にうまく行くということですよ。

 

 

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