おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
心理学を学んでいると
話題に出ないことはない親、
特に母親の存在。
勉強しているからこそ
母親って相当大変だなと
痛感しています。
親という存在は
良くも悪くも子供に影響を与え、
その与えた影響は
どんなものよりも大きいです。
そして、子供は成長すると
親に対する様々な感情が湧いてきます。
例えば、家族ルールとして
最初は当たり前と思っていたものが
成長し、他者と触れることで
当たり前でなくなるかもしれない。
当たり前と思っていたことで
恥をかくかもしれない。
このような場合は怒りが湧いてきます。
あとは、母親が何気なく発した言葉で
ずっと子供の中で恐怖に苛まれていたり、
親にしてみれば
何度か聞き返しただけかもしれない
たった一つの出来事でも
それが「自分は理解されないんだ。」
という悲しみを背負ったりするときもあります。
少し大げさなんじゃと
思われるかもしれませんが
自分にとっての
不都合な思い込みは
子供の頃の何気ない会話や
体験の一部も
結構大きく影響していますから。
このように
心理学では欠かせない
親という存在に対する様々なことを
このブログではこの先も
書いていきます。
ただ中には今現在、
親の立場の人が
「子供はこんなに私を恨むかもしれない。」
とか
「私が子供の自由を妨げているのか。」
と思って苦しくなるかもしれません。
それに関して大事なことは
考えても
それは仕方のないことだということです。
例えば、同じように子供を見てても
子供の視点では
「監視されて行動が制限されている。」
と思う時もあれば
「見守ってくれて嬉しい。」
と思う時もあります。
そんなのテレパシーがないと
分かりませんよね?
これらで大切なことは
自分の親に対しての
恐怖だったり、悲しみだったり、怒りに
フォーカスをすることです。
勿論これらを知ることで
親としての行動を見直せる部分も
あるかもしれませんが、
大事なのは子供であっても
親であっても、
それらは本人が
自分の心の中の親と向き合うことです。
ですからこのブログでも
感情を相手にそのままぶつけることが
正しいとは言っていません。
勿論それが実の親であってもです。
自分の感情を、自分で気づき
自分で認め、自分で処理をしていく、
それが人生で凄く大切なことです。
そうして、初めて
親への本当の感謝が生まれると
私は思います。
↓現在申し込み可能なセミナー&個人カウンセリングについて↓
ここまで読んでいただきありがとうございます。