皆様こんにちは。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
新しい知識を学ぶ時
あなたは「何のため」に学びますか?
知らないことを知りたいから?
欠けている部分を補いたいから?
新しいことを学ぶ時
大切にして欲しいことがあります。
それは「アウトプット」のために
「インプット」することです。
「インプット」が知識を入れること、
「アウトプット」は知識をだすことです。
知識を入れるのは分かるけど
出すって何?ですよね。
知識を出す、
具体的には誰かに
その知識を伝える、ということです。
知識をひけらかすことや
知識でマウントをとることなどは
アウトプットではありません。
そういう人たちは勿論
多くの場合
人は、自分の足りないところを
埋めるため、とか
自信をつけるために
新しいことを学びがちです。
自分の足りない部分というのは
一生かかっても数えきれません。
新しい知識を学んだところで
自信がつくどころか
より自分の欠けている部分が
明確になって
不安を紛らわすために
学ぶという悪循環に陥ります。
大事なのは「何のため」に学ぶか。
自分の大きな目標のために
必要な知識を学ぶ。
受験生で勉強する子と
しない子が出てくるのは
「何のため」が欠けている所もあるんだろうなあ。
さてなぜこれを伝えようと思ったか、
それは私自身の体験からです。
「インプット」だけすると
身体は壊れる。
これは私の行きついた真理の一つです。
知識だけつけても
その知識を発揮する場がなければ
確実にその持て余した力が
自分の身を蝕みます。
なぜなら人は還元したい欲求が
無意識に出てくるからです。
知識を学べば、
その知識を何かに役立てたいと
思いますよね?
しかし知識を使う場がなければ
どうでしょうか?
使う場所がないのに
学んだ知識、
それは知識にとって「無いもの」のように
扱われたことと同じです。
「無いもの」のように扱われたものは
どんなものであっても
自分の存在を示すために
サインを出します。
人間なら身体や心に
サインを出すのが簡単ですからね、
不調が起こるのは当たり前です。
何かを「インプット」する、
学ぶ時はそれをどう「アウトプット」するか
大事なのはそれを「インプット」する前に
決めておくことです。
そうした方が脳は活性して
より学びが深く根付き
忘れにくくなりますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。