皆様こんにちは。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

最近様々な心理学が

流行っていますよね。

 

自己肯定感、自己探求

ひと昔前まではあまり使われない

言葉でしたが今は溢れていますね。

 

しかし心理学、自己啓発が

社会に受け入れだしている今は

幸せなのかと思いきや

幸せになれない、うまくいかない

結果セミナージプシー、セラピージプシー

なども起きているのが現実です。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

昔より心理学、スピリチュアルなど

どんどん多くなっていて

今は探せばどれか自分に合うものが

見つかるような世の中です。

 

おそらくこれからも

増えていくと思います。

 

 

種類は増えている、しかし

現実はうまくいっていない

結論から言うと

種類は関係ないです。

 

 

心理学、スピリチュアル、占い

自己啓発、等々

正直どれも関係ありません。

 

 

大事なのは何を使うかではなく

どういう気持ちでするのか、ということです。

 

 

ここでいう気持ちというのは

潜在意識のことです。

 

例えば占いで良くない結果が

でた時どう思いますか?

 

占いというのは

あくまであなたが今の考えのまま行動したら

どうなるのかのシュミレーションでしかないのに

その結果に一喜一憂して

結果が伴えば信じ、

全然違ったら信じない、みたいなね。

 

そりゃあくまで占い見ずに

行動したらのシュミレーションなんだから

「今日は注意して行動しないと大変なことに」

なんて占いを見たら潜在意識は

注意して行動、という言葉を内に

入れるんだから何もしなくても

潜在意識は注意して行動するよ。

 

結果何もなかった、まあ当たり前よ。

 

逆も然り

「今日告白がうまくいく」って占いを見て

思い人(話したことない)に

告白してうまくいくと思いますか?

そりゃうまくいったら凄いけど

大抵は難しいよね。

 

 

流石に揚げ足を取りすぎだけど

結局占いというのはこういうもの。

 

なら占いは信じるなってこと?

いや、そうじゃない

本当の占いは潜在意識との対話だから

最近焦りがちな人が

占いというツールで警告をもらって

落ち着いて行動するようになる、とか

お互い良い関係で

あとは告白するだけってタイミングで

占いで良い運勢が出て

それで勇気だせました、とか

占いってめっちゃ便利よ。

 

大事なのは占いの結果じゃなくて

占いを見てどう過ごすか。

占いはあくまでツールだよ。

 

自分にとって都合が悪いことが

あってもそれを受け止め

どう自分の糧にするかが大切です。

 

占いの話はこのへんで

問題の心理学ね。

 

心理学でありがちなのは

変にOnly oneを目指す人たちです。

 

例えばaさんがA心理学で

解決しなかったことを

B心理学に持っていきますね。

 

Bでうまくいかなかったので

CにCでうまくいかなかったから…

 

人には勿論合う、合わないは

ありますから別に何個も

行っていることは問題ありません。

 

ただ、ここで大切なのはaさんの

潜在意識です。

 

aさんの潜在意識が

Only oneを目指しているとしたら

「大手A、B、C心理学で変われなかった

もしDで変われなかったら私って

とんでもないかも」と

変われないことを証明する

変わらないことで自分は特別な存在になれる

と思っていたら危険かもね。

 

こういうので一番ヤバいのは

自分を肯定してくれる心理学に出会ったときです。

 

そういうものに出会うと

自分の生き方は間違いじゃなかったんだと

信じ込みそして今まで変われなかった

(正確には変わらないと決めていた)

心理学を貶すなんてこともあります。

 

人ってOnly oneに憧れる生き物だけど

そんなことでOnly oneにならなくてもいいよね。

 

心理学をやっていてもうまくいかない

理由の一つです。

 

自分に都合のいいものしか受け入れない

今までの生き方を強化する

そういうところに行っても何も変わりません。

 

結局そういう人って自分を

人に肯定してもらいたいだけです。

自分の都合のいいようにね。

 

結果今まで通りで何も変わらない

どころか潜在意識は悲鳴を上げているので

むしろドンドン悪くなります。

 

さて、そうなってくるとしたら

このaさんはどうするでしょうか?

 

 

次の心理学をまた探しに行って

同じことを繰り返しますね。

 

 

 

 

 

今一度言うけれど

心理学というものは自分を見つめなおすもの。

 

心理学はそのための

ツールでしかありません。

 

しかしこのツールは

自分の今までの人生を

強化するものではありません。

 

今までの人生を強化しても結果は同じです。

 

今までの結果を変えたくて心理学を

学んでいるのに

都合のいいように自分を強化して

結果が変わるなら別に心理学なんて

いらないです。

 

だから正直心理学で心を見つめなおすって

凄く苦しいことです。

苦しすぎて身体に症状がでることも

珍しくないです。

 

だから心理カウンセラー、セラピスト、コーチ

と呼ばれる人たちがいるわけです。

 

一人で心理学を都合よく解釈するのではなく

ありのままニュートラルに伝え

受け止めてもらう。

 

そしてその受け止めるということは

何かのせいにすることでも

自分責めをすることでもないということを

伝えることでもあります。

 

何かのせいにする

自分責めをすることしかしてこなかった人に

とってこの自分を見つめなおした時に

発生するエネルギーを

どう消化したらいいのか分からないから。

 

初めて向き合ったときに出る

気持ちや葛藤は正直エグいです。

 

それをありのまま受け止めるのは

とても苦しい。

 

でも受け止めた人の目は

大きく見開き、地に足が付き

輝いています。

 

その感覚を持ってもらうことが

私たちの仕事です。

 

 

そこで初めて

この先の未来を考えるのだから。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

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