kiss×sis」は、2010年4月~6月までAT-Xで放送されていた、視聴年齢制限付の作品です。
原作が「ぢたま某」氏なので、内容は「ファイト一発!充電ちゃん!!」のようなエロ満載のアニメ(でも自主規制も入ってます^^;)です。

kiss×sis」は、放送される前からOVAなどで見ていましたが、エロだから見ているわけではなく、やはり面白いから「アニメ作品として」見ています。
エロを追求するなら、そういうアニメもたくさんあります。


「kiss×sis」は、とにかく笑いが多い。
下ネタで笑ってしまう・・・というのは仲間内での会話とか、たまにあると思いますが、そんな感じでしょうか。興奮しそうな場面もあるけど、アニメとエロと笑いをうまく融合した作品かと思います。
住之江あこを演じる竹達彩奈さん、住之江りこを演じる巽悠衣子さんがメインキャストで、女の子が主役です。なので、女性のほうが見やすいアニメではないかと思います(だからって簡単に女性におすすめできるわけではないですが)。

竹達彩奈さんといえば、最近では「迷い猫オーバーラン!」霧谷希、「けいおん!!」中野梓を演じている、今急上昇中の声優の一人です。
歌手としてメジャーデビューしていて「にゃんこい!」のエンディングテーマを担当した今井麻美さんも、桐生夕月の役で登場します。

個人的に最近見たアニメに当てると、三国美春:永田依子さん(BLACK BLOOD BROTHERSなど)、桐生三日月:大亀あすかさん(鋼殻のレギオスなど)も登場します。

彼女たちのセクシーな声を聞けるのは、「kiss×sis」だけかも?

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迷い猫オーバーラン!」は、芹沢文乃(せりざわふみの)を演じる伊藤かな恵さんと、梅ノ森千世(うめのもりちせ)を演じる井口裕香さん、そして霧谷希(きりやのぞみ)を演じる竹達彩奈さんの3人がメインキャストの「男の友情とツン満載のハイテンションラブコメ(番宣より)」です。

放送局が、
地上波:TOKYO MXサンテレビ
放送衛星:BS11
通信衛星:アニマックス
ネット:アニメイトバンダイチャンネル
地上波では、わずかに東京と神戸の2地域でしか放送されなかったという、そりゃ少なすぎだろーと叫ばずにはいられなかった作品です。

放送はBS11で見ました。
2010年7月第1週で終わってしまいましたが、激ツンというのもいいもんだなぁと感じさせてくれる作品だったかも知れない・・・です。
ツンデレ(というか芹沢文乃はデレなし)といえば釘宮理恵さんや、ゼロの使い魔のルイズを思い出しますが、ここまで激ツンなのは芹沢文乃くらいかも知れません。

主役の一人である芹沢文乃は、常に真逆のことを言うオオカミ少女なわけですが、そういうキャラ設定とそれを演じる伊藤かな恵さんの声が合っていて、伊藤かな恵さんという声優をかなり好きになりました。
伊藤かな恵さんの声をもっと聞きたい!と思うようになったのは、まさにこの作品があったからです。


個人的な注目点としては、「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」に登場したメイン声優が多く起用されているということ。

☆芹沢文乃:伊藤かな恵
 「とある科学の超電磁砲」佐天涙子(メインキャスト)
☆梅ノ森千世:井口裕香
 「とある魔術の禁書目録」インデックス(メインキャスト)
 「とある科学の超電磁砲」インデックス
 霧谷希:竹達彩奈
 都築乙女:佐藤聡美
☆都築巧:岡本信彦
 「とある魔術の禁書目録」アクセラレータ
 鳴子叶絵:堀江由衣
 竹馬園夏帆:田村ゆかり
 菊池家康:吉野裕行
 幸谷大吾郎:間島淳司
☆佐藤:佐藤利奈
 「とある魔術の禁書目録」御坂美琴(メインキャスト)
 「とある科学の超電磁砲」御坂美琴(メインキャスト)
☆鈴木:新井里美
 「とある魔術の禁書目録」白井黒子
 「とある科学の超電磁砲」白井黒子(メインキャスト)
☆生徒1、4:阿部敦
 「とある魔術の禁書目録」上条当麻(メインキャスト)
 「とある科学の超電磁砲」上条当麻

という感じで、メインキャストの半分が「とある」シリーズで起用されていたわけですが、そんなわけでキャストを見た時は思わず声が上がりました。
特に「とある科学の超電磁砲」は2010年3月に放送終了したばかりでしたので、迷い猫オーバーラン!を見ても新鮮な気持ちが全くしませんでした・・・。(ストーリーは除く)


この作品、「迷い猫オーバーラン!」は、1話から5話くらいまではハイテンションラブコメというだけあって面白い展開だったのですが、途中で「勇者超人 グランブレイバー」とか入って、何だか意味分からない(コンセプトが見えない)作品になってしまった気がします。
アニメでは異例の「監督交代制」を採用した影響でしょうか。

監督交代制というのは、字の如く、放送のたびに監督が異なる手法です。
今回の12話全てが、異なる一人の監督によって作られています。
なので話ごとのつながりが弱く、例えばある週で都築巧と芹沢文乃がいい感じになっても、翌週には何事もなかったかのように振舞っていたり。


「勇者超人 グランブレイバー」はアニメの中で登場する「迷い猫同好会」で作ったアニメ(梅ノ森千世が金にものを言わせて作り上げただけ)なのですが、最初から最後までそれだけ。

大抵なら終わった後で、

千世「どうなのよ?この作品は?素晴らしいでしょ?」
文乃「・・・ていうか私の登場少なすぎじゃないの!監督が悪いからじゃないの?」
千世「ちょっと!それどういうことよ!?希も何とか言ってやりなさいよ!」
希「にゃあ・・・」

みたいなやり取りのシーンがあっても良さそうなものですが・・・一切ありませんでした。
なので、放送回数が1回勿体無いのでは・・・と思いました。


また、第11話の「ブルマー派」と「スパッツ派」。
何でそんな展開に?と思いながら最後まで見てみると・・・何とエンディングテーマはブルマー派の歌。
菊池家康を演じる吉野裕行さんの演技と声はいつも愉快で、この歌でも「ありがとーう!」の声が絶妙にマッチしていて笑っちゃいましたが、それでも・・・最後に男が集団で歌う歌声を聞かせるのは勘弁してほしいー!と思わずにはいられませんでした・・・。


芹沢文乃の激ツンな声(伊藤かな恵さんの声)が聞ければいいかと思いつつも、そんな点が少々残念ではありました。
とはいうものの、総合的には楽しめた作品です。
もし第2期があるのなら、期待して待ちたいと思います。


喰霊-零-」。
ご存知の方はご存知の、名作らしいです。
ひとごとみたいにいうのも、地上波で放送されていた時は、第2話以降を見ていないからです。

喰霊-零-」は2008年10月~12月に放送されていたのですが、第2話まで見て「意味分からないから、見るのやめ」とやめてしまったのです。
今思えば、何で最後まで見なかったんだ!とものすごく激しく後悔しています。

第3話を見てやっと分かったのは、この作品はクライマックスからスタートする手法を取っていたのだということ。
冒頭でクライマックスのワンシーンを見せるアニメは少なくないですが、これほどまで見せるアニメは稀です。(それにしたって見せすぎだとは思いますが・・・)

2010年5月から、BS11のANIME+で「喰霊-零-」ディレクターズカット版の放送が始まりました。
前回は見なかったので、今回は見るか・・・と軽い気持ちで見始めたのですが・・・
今は第8話まで進みましたが、前述の通り、見ていなかったことを激しく後悔しました。


喰霊-零-」の作品紹介には、こうあります。

憎しみに揺れる魂を目覚めさせたのは誰?それは――闇の街を彷徨う、哀しみに暮れる迷い人。運命の絆で繋がれた二人は――
――宿命の鎖を断ち切り、悪霊を討つ

何とも奥の深い文言が記されています。

この作品は、悪霊を退治する専門である「環境省・自然環境局・超自然災害対策室(通称「超災対策室」)」に所属する土宮神楽(つちみや かぐら)と、同じく所属する諌山黄泉(いさやま よみ)の二人が主役で、この二人を取り巻く環境、宿命を描いた作品です。

土宮神楽を演じるのは、オープニングテーマの担当もしている茅原実里さん、諌山黄泉を演じるのは、エンディングテーマの担当もしている水原薫さんです。

余談:
茅原実里さんが出演している作品で、既にシリーズ全部を見終わった作品の一つに「みなみけ」があります。この作品の南千秋を演じているのが茅原実里さんですが、声を聞いた時は「まさか?!」と思っていました。しかし、土宮神楽の声を聞いて、南千秋はやっぱり彼女の声だなと理解しました。(普段の彼女の声はもっと高くて、全く違う声なので驚きました。さすが声優)


「愛を信じて、愛するものを殺せるか」

このフレーズも、内容も、深いというか、重いというか。
個人的には、茅原実里さんの歌うオープニングテーマ「Paradise Lost」のイントロが流れ始めるところから、茅原実里さんの歌い出しまでの部分がすごく好きです。ベタといえばベタなのかも知れませんが、それでもこういう演出、テーマのアニメは少ないですし、作品の概念と曲調がマッチしていてカッコいいと思います。

「Paradise Lost」は第3話からしか流れないので、そういう意味でも、以前第2話で見るのをやめてしまったのはものすごく間が悪いというか、勿体無いことをしたなぁと思いながら、今、BS11で見ています。
前向きに考えれば、今回はディレクターズカット版なので、作品の全てを新鮮な気持ちで見られるので良かったのかも知れません。


先の展開がとても楽しみな作品の一つです。
検索すればラストも分かってしまいますが、あえて調べずに見ています。