アマガミSS」は、エンターブレイン(PS2用ソフト『アマガミ』)が原作のアニメ化作品です。
2010年7月からTBS系で放送されています。
こちらではCBCで見ています。(1週遅れですが)


原作はもちろんですが、ゲームが原作ということも、アニメ化されて初めて知りました。
なので、ゲームにバグがあるとか、隠れキャラクターがいるとか、そういうことは知らずにアニメを見ています。


ストーリーと登場人物から見た第一印象は、よくありそうな恋愛オムニバスです。
恋愛オムニバスと聞いて、「初恋限定。」(ハツコイリミテッド)を思い出しましたが、あれは女の子たちが主人公なのでちょっと違います。

本作品の主人公、橘純一は、様々な女の子と接していくことで、どう変化していくのか?


メインキャスト

橘 純一:前野智昭
絢辻 詞:名塚佳織
桜井梨穂子:新谷良子
棚町 薫:佐藤利奈
中多紗江:今野宏美
七咲 逢:ゆかな
森島はるか:伊藤 静
橘 美也:阿澄佳奈
梅原 正吉:寺島拓篤


声優はゲームの時と同じです。
アニメでは、第1話から第3話までが「森島はるか編」となっていて、現時点では第2話まで見ました。
森島はるかは、別名「男殺しの天然女王」。
キャラクターや性格からして、その通りだと強く思いますが、やはりそれを確信させるのは、伊藤静さんの演技です。
彼女の演技、声は昔から好きですが、今回の森島はるか役は、はまり役だと思います。
逆に、はまりすぎで「可愛く見せすぎじゃないの?」と思う時も若干ありますが・・・。(なので、好みが分かれるところかも知れません)

こういうお姉様キャラに一番合うのは、個人的には伊藤静さん以外にはいないのではないかと思います。


第1話では、初めて森島はるかと話をすることができた主人公。そこからあれよあれよという間に、偶然も重なって告白へ。
そこでは断られ、はるかの好みのタイプは年上で頼れる男性だということが分かるものの、天然体質の森島はるかは、第2話で「そんなこと言ったっけ?」
その後も、天然女王のアクセルは全開。そして第2話のラストでは、このまま好きでいたいという主人公に対し、はるかは「ほっとけないじゃない」と言って、主人公の額にキス。


見ているこっちが恥ずかしくなりました・・・。

でも、本作品のヒロインって、どうも公式サイト見ていると、森島はるかではないような気がします。
絢辻詞ではないかと・・・。(注:原作もゲームも知らずに、アニメだけを見て書いています)


また、典型的な妹キャラである橘美也を演じるのは、阿澄佳奈さんです。
こちらも、ぴったりな役だと思います。
兄である純一を「にぃに」と呼び、慕う姿を見ていると、これまた「初恋限定。」(ハツコイリミテッド)のキャラですが、別所小宵と少しだけ重なります。(別所小宵を演じたのは、豊崎愛生さんです)
少しだけです。あの子の兄への想いは、すさまじいものがありましたから・・・。


こういった恋愛オムニバスに登場する女の子は、大抵は現実に存在しえないタイプの子ばかりですが、それはそれとして、見ているとその世界にはまります。


AIC(アニメーション制作)はいい画を描くなーと思いながら、毎週楽しみに見ています。


オープニングテーマは、azusa「i Love」。
また世界観に合ういいのを持ってきたなと思います。