[>第10話
「君、今1人?」
あたしの目の前に3人の男の子。
「暇そうじゃん。俺らと遊ぼっ♪」
うげっ(=ω=;)ナンパ?
リーダーぽい人はヤンキーみたいな人。
左耳に2個、右に1個、左の軟骨に1個ピアスをつけてる。
その右にいる人は少し肌が黒く長髪。左の人は坊主…
「いや、友達いるんで…いいです」
「どこにいんの?いいから遊ぼうや!」
リーダーぽい人に腕を引かれて無理やり立たされた。
「っちょ!嫌です!離して…」
「何してんの」
男の子達の後ろから救いの声。
見てみたら…蓮が立っていた。華奈はいない。
「手、離してくんない?」
「お前誰?彼氏?」
リーダーぽい人が蓮に問う。
「…いや。違うけど…」
ズキン…
「ふ~ん。ならこの子の亊すきな奴か。」
「…!」
「お~!図星☆」
蓮が黙り込んで目を泳がしてる。
「そっかそっか、ライバルか」
「…?」
すると男の人があたしの腕を離した。
「じゃあアドだけでも交換してよ」
微笑みながらあたしに言う。
少し戸惑って蓮をチラッと見た。そして目が合う。
「優莉のすきなようにしな?」
「…うん…じゃあ別にいいよ」
「やった!じゃあ携帯あっちあるから一回あっち行こ」
そうしてあたし達はメアドを交換するためだけにロッカーへ戻った。
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「…くっそ。彼氏だったらよかった…」
そう優莉達が離れた時蓮が呟いた。
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あの男の子の名前は川崎爽くん。意外にもあたし達と同い年。
あたし達の高校のすぐ近くにある柴崎高校に通ってるらしい。
背が高いから年上かと思った。髪は耳に掛からない程度に
短くでも前髪は長い。顔もイケメンに入るであろうよ。
他の2人もあたしとアド交換しようとしてたけど爽くんが許さなかった。
あたし達はメアド交換して蓮達のとこに帰った。なぜか爽くんも。
「なんでお前がいんだよ。」
「ん?優莉ちゃん送っただけですけど?」
2人の仲は直らないかな?
「優莉ちゃんメール待っててな♪」
そう言ってニカッと笑う。
「今度お前等の学校遊びに行くわ~」
「他校は入っちゃいけん亊になってますが」
「そこは任せろや!俺めっちゃプロいよ?」
「馬鹿か、そうゆう亊じゃねーだろ。…まあいいけど。」
「じゃあ待っててな~!んじゃ!」
手を振って爽くんは帰って行った。
「…なんだよあいつ。優莉、あいつ名前何?」
「え?川崎爽…」
「ふ~ん。知らん。じゃあそろそろ帰るか。」
「うん、そうしよ」
あたし達は帰る準備をした。
[>無題*第9話
「優莉、こっち」
そう言って蓮が手を差し出した。
その手をあたしは掴む。
「んっしょと。ここ流れ速ーから、気をつけろよ?」
「う、うん」こんな近くに蓮の体が~///
「まあ俺に摑まっとけや。俺、支えといてやるから」
「ありがとう…」
む…胸当たってないかな?緊張するよ~~。
ふと、あっちから騒ぎ声が聞こえる。
よく耳を澄ますと…
「ちょっ、春葵!助けて!ここ流れ速い!」
「おわ!いきなり抱きつくなって馬鹿!」
「だって死にそうなんだもん!」
「ったく~。しょうがねえなあ!」
なんだ、春葵とあゆか。仲良くやってるんだ♪
そう思い、もう一度蓮へと意識を戻す。
へ~…。蓮ってただのガリガリだと思ってたけど、
腕の筋肉もすごいし、胸筋も、腹筋もすごい。
がっちりしてる。逞しいな。
こんな男の人に守られてみたいな~…。いや、蓮がいい?
そう思ったらいっきに頬が染まる。
「どした?大丈夫?」
「う、うん!大丈夫だよ!あ、ちょっと休憩しない?」
「おっけ。んじゃ上がろっか」
そしてあたし達は休憩した。
春葵とあゆはまだ遊んでる。
蓮とずっとひっついてたら緊張しすぎて無理だよ。
その時ちょうど華奈が帰って来た。
「ごっめ~ん!自販機どこにあるのか分かんなくて…」
ハァハァと息を切らしてる。
あ、ほんとなんだ。大変だったな~(´・ω・`)
あたしと蓮は華奈が買ってきたジュースを取った。
「あ、蓮~。一緒に遊ぼ?」
華奈が蓮を誘ってる。
「「え…?」」
あたしと蓮の二人の声が重なる。
あたしは開いた口がふさがらない。
「ね?遊ぼうよ~♪…優莉はどうする?」
そう楽しげに、愉快げに華奈がわたしに尋ねてきた。
カチン。なんだよ。自分は蓮と遊びたいだけなんでしょ?
なのになんで誘ってくるかな。ほんとまいる。
「ううん。あたしはいいよ。ちょっと疲れたし。」
「ふ~ん、そっかあ!じゃ、蓮遊ぼ!」
チラっと蓮があたしを横目で見てくる。
それは、ちょっと心配してくれてる様な目。
あたしは(大丈夫だよ)と目で伝える。
それを感じとってくれたのか、
「…別にいいけど…」
っとちょっとふてくされて二人は遊びに行った。
ふ~ん。華奈も蓮狙いか…。
負けないんだから!あ、でも友達関係崩したくないな…。
あたしはう~んと頭を抱え込んでうな垂れた。
その時、ある影があたしの上に重なった。
[>無題*第8話
「う、うるさいよ!行くよ!」
「は~い☆」
そしてあたち達はプール場についた。
「よ~し!泳ぐぞ泳ぐぞ!」
春葵が1人、はしゃいで更衣室に行ってしまった。
「餓鬼か…あいつ」
蓮も少し呆れてる。
「それじゃ、また後で合流しようぜ」
「うん!じゃああとでね~」
蓮にバイバイしてあたし達も更衣室に向かった。
「うっわ~!優莉すごい!大胆だねー」
「ちょ、あんまり見ないでよ…」
「ほんとだほんとだ!優莉~。誰に見せるの?(笑)」
「誰にって…決まってるじゃん!藤井だろ!」
「なんで蓮なの!ありえんし!」
「ま~たまた。照れながら行ったら分かるよ~」
「も~!そうゆうあゆだってすごいじゃん!黒ビキニじゃん!」
「おっとな~☆あゆちゃんかっこいい!」
「あはは!そう褒めるな!何も出んぞ?」
「欲しくないし!華奈もかわいいね~。華奈らしい!」
「そうかな?照れますな~///」
「どの男をしとめる気だ?ん?ん?」
「どの男だなんて…そんなのいないよ」
「え~。…つまんない」
「ま、行くよ~」
馬鹿な会話をしながらあたし達は更衣室を後にした。
「お~~い!こっち!」
春葵が手を振って呼んでくれた。
「いいねいいね。男の裸は♪」
「も、黙れ!この変体が!」
「変態って!あたしはそんな…」
「お、あゆ黒ビキニかよ~。誰に見せんの?え?え?」
今日は春葵があゆをいじる日らしい。
「誰にも…見せないし…」
「ふ~ん。じゃ!俺が見てやろう!」
「ちょ!やめろ変態!」
「は~?変態はお前だろ!」
「違うもん!」
そう叫んであゆは走って逃げてった。
「こら、待てや!」
春葵もあゆを追いかけてどっかにいった。
「…どうする?」
「ん~。ま、とりあえず場所取りしよーか」
「そうだね。」
そうして場所取りの準備をした。
「あ、あたし飲み物買ってくるね!」
華奈はそう言って買い物に行った。
「…水着、似合ってる」
「え!?あ、ありがと…う…」
「うん…」
あれ?なんか蓮らしくないぞ?
「どうしたの?なんか元気なくない?」
そう言い蓮に近づこうとしたら
「ばっ、やめろ。来んな…」
「え…あ、ごめん…」
いきなりそんな亊言われたもんだからかなりショックだよ。
「あ、違う!ごめん。その…」
蓮がそう言いかけて黙りこんだ。
「ん?何?」
「…その、照れてんの…お前に…」
「え!なんで…?」
「水着姿…やばいから」
ドキーっ!まさか、胸とかはみ出てる!?
「え!?やばい亊なってる!?どこ!?」
「違うって。…かわいすぎんだよ」
ドッキュン!不機嫌そうに言う姿。
そして誰でも言われたら嬉しい言葉。
それを蓮がしてくれてる。やばい。
「…ありがと…蓮もか、かかか、かっこいいよ!?」
「どこがだよ。」
どこがって…
「二の腕の筋肉とか!腹筋とか!?」
「どこ見てんだよ!とかな。ありがとーな」
「ううん、こちらこそ…」
なんか照れるな~。この空気。
華奈どこまで買出し行ってんの…遅いよ~。
「んじゃあ、華奈まだ帰って来んし、遊んどく?」
「そ、そだね!行こう!」
「はしゃぎすぎて溺れんなよ?」
「溺れないよ!そんなヘマしませんよ」
「んま、いざ溺れたら俺が真っ先に助けてやるから」
そう言って微笑んでくれる。
貴方はあたしの王子様ですか?(*ω*)
かっこよすぎだよ…ってん!?かっこいい?
え?あたし、心の底からかっこいいって思っちゃった…
あたしほんとに蓮の亊好きになっちゃったの!?



