「おなかが痛い・・・」
「所長・・・」
「だっておなかが痛いんだもん本当だもん」
「いやかわいくないですから。むしろイライラしますから」
「所長様、そちらにあるテレビのリモコンをお取りください」
「いやメイドさん私おなかが・・・」
「お取りください」
「・・・わかりました」
「もう所長早くしてくださいよ」
「いやです私は断固今日は事務所を出ませんよ。おなかも痛いですし」
「何でですか、何でそんなに外に出たくないのですか?」
「だって佐藤君私を外に連れ出してインフルエンザの予防接種に連れて行こうとしているでしょう」
「当然です。人を相手にする仕事をしている以上最低限のマナーであると同時に自己防衛ですよ」
「いやです断固拒否します。私はおなかがいたいのです」
「全く加藤さんからも何か言ってやってくださいよ」
「所長、お前もしインフルエンザにかかったら考えうる限りの拷問を永遠と続けてやるからな」
「ふん!加藤君のそんな脅しには屈しません。イヤといったら絶対にイヤなのです」
「全くどうやって所長を動かそうか・・・もういっそ医者を連れてくるか」
「ふん・・・つれてこれるものなら連れてきなさい。といっているあいだにお客さんですね。ほらお客さんが来るって言うことはもう今日は予防接種とか言う個人的な用はいいから仕事しろと神様も言っているのですよ」
「普段全く仕事しない所長が仕事を言い訳に外にでないだと・・・どれだけ注射が嫌いなんだ」
「そんなことはいいですから早くお茶の準備をしてください。お客さん来ちゃいますよ」
「ハイハイわかりましたよ」
「・・・きましたね」
「こんにちは」
「さてお客さんで・・・」
「ん?所長どうしたのですか?」
「私は今日インフルエンザの予防接種に行かなければならないので仕事はお休みです。また今度お越しください。それでは!」
「どうしたのですか所長急に!!!今までと全く反対の対応ですよ!」
「あー黄金君いた!!!」
「チッ見つかったか」
「あれ?どこかに行くところだった?」
「はい、お久しぶりです先輩。しかし、タイミングが非常に悪かったですね。今から私はちょっと外に出なければならないので。もし急用でしたらこちらの加藤がご用件をお伺いいたしますので。それでは」
「あらそうなの残念。じゃあ仕方ないわね黄金君がいないなら来た意味ないし。適当にココにいる子達と世間話をしてから帰るとしますか」
「そうですよ。そうしたほうがいいですよ。というかもう世間話とかもしないですぐ帰った来意と思いますよ」
「そんなのイヤよ。せっかく遠いところまで足を運んだのだから何かしたいじゃない。世間話の内容は・・・そうね主に黄金君の学生時代の話とかかな」
「おっと急に外に出たくなくなったな。先輩も来たことだし外出は明日にでもしようかな」
「あら、そうしてくれるの。助かるわ。あなたに直接はなしたいことだったから」
「ふーそれじゃそちらのソファにおかけしてお待ちください」
「うん、ありがと」
「佐藤君お茶早くね」
「あら黄金君がいれてくれるんじゃないのね」
「まあ私も所長ですからね。この事務所のトップですからね。お茶くらいしたのものにまかせるのですよ」
「ふーん。でも私は黄金君のいれたお茶が飲みたいな」
「いやしかし」
「飲みたいな」
「佐藤君お茶は私がいれるから君はお茶請けの用意をしておきなさい」
「え、どうしたのですか所長、人前では威厳をもっとも大事にするプライドだけは無駄に高い所長が自らお茶をいれるとは」
「そ、そんなことはどうでもいいのです早く仕事をしてください」
「まあわかりましたけど」
「ねえ、黄金君この事務所メイドとか雇ってるの。すごいね」
「そうですよただしメイドなのは見た目だけですけどね」
「そうなんだ。よしメイドちゃん私のところに来てご奉仕しなさい」
「遠慮いたします」
「だーめ!来なさい」
「スミマセン私ただいま大事な仕事中ですのでこちらのお仕事が片付き次第ご奉仕させていただきます」
「えーでもメイドちゃんそっちのソファに深々と座ってお茶飲んでるだけじゃない」
「これが私の仕事ですゆえ」
「ふーんそういう態度とるんだ。全く黄金君従業員の教育どうなってんの」
「すみません行き届いていなくて。でも私が最初に言った見た目だけメイドのいみがよくわかったのではないかと思います。あとそれとメイドさん」
「何でございましょうか」
「一つ言わせてもらいます」
「どうぞご自由にただ私が聞いているかいないかは神のみぞ知るということです。せいぜい独り言にならないように祈ることですね」
「発言一つでいちいち祈っていられないよ!・・・はーメイドさん、これは助言だよ」
「?何でござしましょう」
「先輩・・・あのお客さんには逆らわないほうがいいと思うよ。いくらメイドさんでも」
「・・・」
「ちょっとメイドさん聞いてる?」
「・・・」
「私の心からの助言を聞いていないだと」
「あっ所長いらっしゃったのですか」
「そこから!!!」
「冗談でございます。で何の話ですか」
「話は聞いていなかったんだね。だからあの人には逆らわないほうがいいって!!!」
「なぜでございますか?」
「まあ理由はおいおいわかると思うよ。というわけで私はちゃんと注意したからね。後はメイドさんの自己責任ですから」
「内緒話は終わったかい」
「ハイおかげさまで、お茶ココにおいて置きますね」
「うんありがと」
「で先輩急に私を訪ねてきたりしてどうしたんですか」
「いや特にようはないよたまたまこっちに仕事でくる用事があったからついでに顔を見に来ただけ」
「・・・本当にそれだけですか」
「うん」
「そうですか」
「うん?あからさまにほっとしたかおをしたね君」
「それはそうですよ。なんてたって先輩が絡んでいいことが起こったためしがないといっても過言ではないですからね」
「いやそれは過言だろ、どうかんがえても」
「いいえ過言ではありません」
「いいや過言だね」
「違います」
「過言だ!」
「所長、私達帰ったほうがいいですか」
「え、どうしてだい」
「いえ何か親しそうにお話されているので私達邪魔かなと」
「いやそんなことはないけど」
「そうそう、私を男と二人にしてこの男が襲ってきたらどうするんだい」
「いや先輩を襲える男・・・生物はこの地球上に存在しませんから」
疲れた
昔の知り合いとかマジきつい
はー
ねよ




