きらきら光る 光の網

銀色にゆらゆら煌く気泡がのぼっていく

まぶしいあつい光の世界


どこまでも青く 広がってる








まっくらで さむい さびしい

深い深い 僕の故郷とは まるで別の世界









キラキラゆらゆら なんてキレイなんだろ

僕は夢中で 泳いだ

はじめてみるたくさんの生き物たち



ふと 見上げると それまで永遠に続くとおもっていた

青が 頭上だけ ゆらゆらゆらめく光の網になっていた

光の網の中に 不思議な形の影がある・・魚だろうか?


僕は 光の網をつかまえたくて 手を伸ばして上へ上へ。





ザバン!!!!!




っ!????????????????????

光の網を手にしたと思った瞬間 大きな音がした。

上を見ても、光の網はなく 青い世界が広がっている。

でもその青は、すごく心細くなる色だった。
なぜか不安になってくるきがした。


ふと、
パシャパッシャ っと聞きなれない音に気づき

胸元を見ると

そこには透明だけど なじみのある感触があった

自分の周りが ゆらゆらとうねる青に囲まれていることを知って

ほっと 心細さがとけて あんしんしている自分に気づく。



僕のいる この青と上にある青は にているのに違うみたいだ。

パシャパシャ っと感触を確かめていると楽しくなって

バシャバッシャ っとだんだん派手に遊びだしたら



急に

「おぼれたのかっ!?いまひきあげるからがんばるんだよ!」



突然あせった声がしたとおもったら、僕の体はグッとだきあげられた。


びっくりして振り返ると・・目の前いっぱいに さらさらと風に流れる黒い髪が


ゴン!!


鈍い音と激痛!!




いつものベッドが斜め上にみえる。


・・・・・床に頭をうちつけて目が覚めた。たんこぶが出来た。



「イテテ、あーずいぶん、なつかしい夢だなー。」

つぶやくと、意識がハッキリしてきて

「ん~っ 」 と伸びをする

 たんこぶをよけて寝癖の銀髪をなでつけ、目覚めのコーヒーを飲む



 心にしみる 不安に ひたりながら

窓の外 雲ひとつない青空をみあげて

「空じゃなくて、一人が不安?」

       過去の自分に問いかけていた。


今は  一人でも

       心配性なあの人に また会いたい。