オススメ度 ★★☆☆☆
原作は小説、全12話。
全国大会を目指す男子バレーボール部の部員たちのお話。
過去に色々あった天才バレー少年と、身体能力は抜群だがヘタレの少年の二人が主人公として描かれている。
全く別のバレー漫画と比較することはナンセンスなのだが、どうしても寄せてる感が否めないこのアニメ
主人公の一人がどうしても某作品の彼とダブって見えてしまうのは、私だけではないはず。
そんな名作とどうしても似てしまう要素は比較対象にされやすく、欠点の一つだったと思う。
それはさておき、チームを強くし大会を目指すといった王道スポ根のラインを辿ると共に、内面描写にも力を入れた本作は
試合シーンが実に少なかったな、といった印象を受けた。
肝心のW主人公のキャラ描写はドラマ性には欠け、中盤以降はライバル校の掘り下げばかりになり、どっちを応援したらいいのか分からなくなってしまう程。
また、暴力沙汰や問題行動などの多さが目立ってしまい、あまりキャラに対しての好感度も低い。
1クールでは厳しかったのだろう、ダイジェスト感満載であり、個人的にはもっと臨場感溢れる試合シーンが見たかったところである。
結論:パっとしなかった。