オススメ度 ★★★☆☆
原作は小説、全13話。
戯作者志望の若者、闇に葬られた事件の解決を請け負う不気味な気配の3人組のお話。
原作が鈍器で一部界隈では有名な方で、クセのある作風と独特な雰囲気であり、映像化には向かないと思っていた京極ワールドが見事に表現されていたと思う。
ただしセンスが尖っているので(誉め言葉)向き不向きはあり、全体的に暗いので慣れるまでに時間はかかる。
内容としてはかなりグロ表現多め。
妖怪を絡ませつつも人間の闇に迫るエピソードは、脚本と構成が良かったのもあって見ていて不思議な魅力を感じた。
しかし、終盤のファンタジー強めのお話は、個人的には少し微妙だった。
本人役()で本人出演という粋な計らいもあり、13話で綺麗に纏まっていたアニメだったと思います。