オススメ度 ★★★☆☆
原作は小説、全13話。
美人だが性格は最悪な主人公が、部下を引っ張りまわして怪奇事件を解決していくお話。
作者・田中芳樹先生自身が「ストレス発散のために書いた」と公言している通り、荒唐無稽な展開と設定が特徴である。
更に、犯人に対して情け容赦ない探偵役を主人公に、でも人間が相手だと難しいから魑魅魍魎を敵にしよう、というコンセプトである。
そんなこんなで破天荒な設定であるが、実はラブコメの要素も含まれている作品。
私は原作を読んでいないので、アニメ単体として見る限り
まず、主人公の女性は私は好きです。
ただ、キャラが立ちすぎている主人公に対し、部下(助手役)の男性の影が薄いように思えた。
主人公達の役職は刑事、敵さんサイドが化け物なので、刑事・サスペンス・推理モノとして見始めてしまうと違和感が凄い。
アクロバティックで時にはスタイリッシュさもあるのだが、すかっと解決!という感じてもなかった。
雰囲気的にも大人向けのアニメ、という印象ではあるが、中身にそこまで面白味を見出せなかったアニメでした。