オススメ度 ★★★☆☆
GONZO制作オリジナルアニメ、全５１話。
「カレイドステージ」に憧れ、様々な試練を乗り越えて成長していく少女のお話。
ここでいう「カレイドステージ」とは、サーカスとミュージカル、マジックを組み合わせたようなエンターテインメントを提供する集団のことです。
結論から言うと、最後まで見たら面白かったし感動したアニメです。
必ず「涙腺崩壊」と言われる程の有名なアニメで
最終回が想像をはるかに超えてくるので、その意味も分かるし納得が出来るのだが
そこに至るまでの過程に少々不満があったアニメでもありました。
主人公の成長を軸に構成していく上で仕方がないキャラ付け・シナリオとはいえ
・情熱があり、人一倍努力家の主人公は良いのだが、性格が自己中すぎて無理
・物語を大きく動かす重要なキャラが破天荒すぎて不快
・職場であるにも関わらず無法地帯で、秩序を乱すキャラが多数
私が魅力を感じたキャラが一人だけであり、やりたい放題なキャラが多すぎて、そこが不快に感じてしまう原因だった。
また、主人公の成長、主人公によって高められていく他キャラ達という「成長」が主軸となっているので、挫折と成功の繰り返しのワンパターンという印象も受けてしまった（本質はそうではないのだが、そう見えてしまう）。
主人公のひたむきな姿は見ごたえがあるし、作画やストーリーの作りこみ自体は面白いアニメでした。
キャラに感情移入できるかがカギになってくると思います。
