オススメ度 ★★★☆☆
原作は小説、全12話。
特異な体質である少女と男性を中心に繰り広げられるミステリー。
怪異にミステリーに恋愛要素まで含まれた作品。
ファンタジー要素のある世界観で、現実には起こらない事件を解決に導くという体で
そこに「虚構」を含んだミステリー物として、際どいラインを攻めた面白いアニメでした。
第一印象は、キャラが可愛い(私好み)。
そして、とにかくしゃべるしゃべる。
セリフが多いアニメというのも一長一短で
例えば会話の掛け合いを主流とする西尾維新作品や一般的な推理モノは、一度その波に乗ってしまえば一気に駆け抜けるほど引きこまれのだが、一つのエピソードが長ければ長い程萎えてしまいがちになる。
そして、変化が特にないので映像映えしないのも、アニメとしては少々弱い所。
このアニメは、世界観とキャラの設定の説明を含んだ1話があまりにも唐突すぎて、私は若干取っつきづらさを感じてしまったが
映像面に関してはなかなか工夫が施されていたし、色んなアプローチをかけた虚構合戦は聞いていて楽しかった。
私はメインとした長いエピソードは好きだったし、それはそれでアリだと思ったが、欲を言えば他のパターンも見たかったです。
探偵風のミステリー物のアニメは、大半が1話もしくは数話完結が求められがちなので、もっと色んなお話が見たい方には物足りなさを感じたアニメだったと思います。
にほんブログ村
アニメランキング