オススメ度 ★★★☆☆
スカボローフェアは卑怯。
原作はラノベ。全12話。
ジャンルはファンタジー。
妖精兵器と呼ばれる少女たちと生き残った準勇者との儚くそして切ない物語。
地上を正体不明の怪物である〈獣〉たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた後の世界。
全体的に駆け足で説明不足。
色々なファンタジーのテンプレを取り込んだような作品であり、恋愛系も重視されている。
話の設定にはもう一捻りほしかったところ。
面白かったんだけど、構成が滅茶苦茶なのと、キャラデザがあまり好きじゃなかった点がマイナスです。
世界にまつわる謎が解き明かされていくところが面白いのに、その辺の演出がもう少し丁寧であったらなぁ。
細かい部分があまりよく伝わってこなかったのが残念。あとタイトルが長い。
日常シーンをおりこむことで作品自体が暗くなりすぎず、個人的に鬱というより切ない!っていう分類ですね。
スカボローフェアの影響もあって「ガンスリンガーガール」とかぶっている印象も受けました。
私は好きですが、こーゆー作品に慣れていない人は注意。