6話

真由は自分が写真に写るのを好まない内気な性格。オーディションでも自分が選ばれるのが今までの部内の努力を踏みにじることに繋がらないか心配する。努力ではなく実力のある人が大会で吹くことが北宇治部員の総意であることを久美子は自身に向けても、真由に向けても告げる。真由はオーディションで手を抜くことはなかった。そしてなぜか気合が入る久美子、今年が最後という気持ちも後押しする。結果府大会のメンバーはユーフォは3人、葉月が初のコンクール、1年のすずめが選ばれ2年が外れるソリは麗奈と久美子に。久美子はすずめが選ばれた理由を滝先生に聞く、理由は明解なものだったが、全国に連れて行ってくれるのか尋ねると、全国は自分たちの力で行くもので、その手助けを自分がするのだと滝先生に言われる。麗奈は滝先生と二人で話す久美子に少しだけ嫉妬するが、それについてははぐらかすが、全国に向けての練習については久美子はあらためて気持ちを引締めると麗奈にもそれが伝わっていく。

 

また次の問題が始まるのです

 

5話

進路に悩む久美子は音楽を将来の仕事にすることに決断するはずもなく、吹奏楽部の活動に流されていた。全国大会での金賞を目指すため、去年までのやり方を変える事を決め、大会ごとのオーディションを決める幹部の3人。アガタ祭りに誰と行くかそんな事でさえ部内で気を使う久美子、真由に誘われるがなんとなくで断ると、祭りの日は麗奈に家に誘われる。祭り当日麗奈と将来について話す、目標が定まらず、その状態で進路を決めてしまうのも、あまり先延ばしにするのも良くないと思いつつ保留にする久美子だった。二人で課題曲のソリ(各パート1人づつの複数人による合奏)を演奏し、全国で二人で吹くことを誓い合う。二人夜の散歩に出掛けると、今の二人が特別な関係なように、大学が別になっても二人が特別な関係であり続けることには、なにも不思議はないと久美子は麗奈に気づかせるのだった。

 

久美子の私服ポニテキタ~

 

4話

奏は久美子が暗躍し1年の危機を救ったと言いながらも、部長らしくなっていく久美子を更に慕っていく。休日の練習を休み、(月永源一郎と誰かのお墓参りをした)求の、部での他人と関わらない姿勢が続くも、深入りにためらう久美子、サンフェスの行進順が源ちゃん先生の龍聖学園の前であることに一抹の不安を覚えるも、みどりは求の演奏に対する姿勢が本物で、邪魔をしたりすることはないと太鼓判を押す。サンフェス当日、龍聖学園の求の友人が求に源ちゃん先生が心配していることを話すも、大声で会う気がないことを伝えると、みどりに周りに迷惑をかけたことを謝る求。フェスティバルが終了して帰り支度をする部員たち、1年生を労う麗奈をからかう久美子だが、龍聖の求の友達を見つけ声を掛けると、みどりも同じことを考えて同時に話しかけていた。その友達によると、源ちゃん先生は求の祖父で、求の姉が病気で亡くなったことが祖父との確執に関係しているが詳しくはわからないと言う、久美子は安易にケンカなどの理由などと考えていた自分を反省する。一緒に話を聞いていたみどりが、ちゃんと話をする事を久美子に告げるが、求はみどりには話をしない。滝先生から求の転校話があることを聞かされた久美子だったが、駅で求が待ち伏せしていた。祖父の学校に進学した求の姉は祖父のえこ贔屓だの何だの、あらぬ疑いにさらされ苦しんで、挙げ句には病気になりそのまま他界した、祖父のことは嫌いでは無いが、姉が楽しんで演奏していたかつての光景を忘れることが出来ない求は、祖父のもとで吹奏楽をする気になれなかった事を久美子に話す。みどり先輩に姉の姿を重ねた求は、みどりが楽しそうに吹奏楽をしている理想形を壊したくないから話せなかったというものだった。久美子は本音を打ち明けた求に、あらためて吹奏楽部の全員がいい演奏が出来るようにと考えて、求にもいい演奏をしてほしいそれだけを考えていることを話す。久美子の説得に祖父や友達にちゃんと連絡し今までの経緯を説明するとともに、自分の居場所が北宇治であることを伝えることが出来たと報告した求は、みどりとも話をしようとするが、求の様子から何かを察したのか、一緒に演奏する提案をすると、求は一緒に弾きたい曲があると言い、二人で楽しげにエルガーのLove's Greeting(愛の挨拶)をコントラバスで重奏する。

そして次の曲始まるのです。

 

忠犬求、エンドカードで遊びすぎw

 

 

3話

久美子は麗奈に進路を聞かれるが、考える余裕がない、音大進学を勧められるも、その覚悟はない。朝練に来た1年生の義井沙里が麗奈を見て少し憂鬱そうにするのを気に掛ける久美子。麗奈はサンフェスの指導に初心者、経験者問わず厳しくする。すずめは久美子に相談を持ちかけると、このままだと1年生の半分が辞めてしまうかもしれないと言う。久美子が1年の時の、2年生が同じようなことがあったことを思い出す。沙里が風邪を引いて欠席すると、すずめほか二人も同じ日に部活を欠席して、2年のさつきが事件だと騒ぐ。久美子は沙里の見舞いに自分も一緒に行くと、沙里の家(神社)にすずめほか二人がいたが、沙里は本当に風邪で休んでいただけだった。沙里の様子がおかしいことに気づいていた久美子はふたりきりで話をすると、はじめは無言だった沙里だが、久美子の優しい問いかけに応じて本音を話すと、沙里が責任感の強い真面目な性格で他の1年生の面倒まで見ていて、そのことから麗奈の指導に疑問を持ちつつも、初心者が辞めそうな時辞めないよう励ました沙里が、その初心者の子たちが泣きながら部活をしている姿に責任を感じていた事を久美子は知る。沙里に誰も1年が辞めなかったお礼を言うと、単純な解決策はないけど頑張っている姿勢に多少の違いはあっても目指すものが同じなら話し合いで解決出来ると言い、心配事や悩みごとは全部自分に話してほしいと久美子が言うと。何かモヤが晴れたように頷く沙里だった。

そしてまた次の曲が始まるのです。

 

エンドカードw

 

 

2話

真由は転校生で久美子と同じ、みどりや葉月など吹部の多いクラスメイトの一員になる。全国大会常連校の吹奏楽部にいた真由は自分の楽器(ユーフォニアム)を持っていた。ユーフォが出来なければ部に入らないと言う真由に、即戦力なので皆反対しないだろうと久美子が言えば、あなたはどうなの?と部の空気を大切に楽しくやりたいので邪魔なら言ってと言う真由。パート練習で2年の奏が真由を質問攻めにするも真由はあまり気にしていないように振る舞う。帰宅前に顧問の滝先生によばれた幹部3人は自由曲の候補3曲からどの曲がいいか?意見を聞かせてほしいと言われる。幹部3人で滝先生の意図を話し合う3人だが、最後に久美子が部長として信頼されてるから意見を求められたのでは?と秀一が言い、そこでバラバラに帰宅する。帰るふりをして秀一を待ち伏せた麗奈は、さっきみたいに部長1人にプレッシャーかけるなと忠告する。雨の日、体育館でサンフェスに向けた練習をする、奏は久美子と真由が仲良くしている所にお邪魔する(嫉妬?)、1年のすずめが部長の久美子を呼び出し一方的に意見を言う(人の話を聞かないタイプ)、その場は姉のつばめが駆けつけたこともあり、すずめの早合点が原因とわかるもあまり反省していない様子だった。雨上がり帰りの駅のベンチで黄昏れる久美子、麗奈は姉妹の騒動を気遣うと同時に滝先生の幹部への選曲を任せた理由に付いて、以前の幹部では出来ないこと、今の幹部ならではの選曲依頼なのではと言い、麗奈は秀一と意見が一致したと曲のタイトルを伏せてスマホの再生ボタンだけをみせる、久美子は全国で北宇治が演奏する時、最初の1音は何が良いか想像した時クラリネットが良いというと、麗奈が再生ボタンを押す…そこから流れたのは「一年の詩 ~吹奏楽のための」のクラリネットから始まる曲だった。3曲の中でも技術力と表現力どちらも求められる曲であったが、滝先生からもその曲を自由曲に決定すると告げられると、部員たちにも楽譜が配られ、麗奈は上手いだけでは駄目、その上全国金を取りに行くと宣言する。そして次の曲が始まるのです。

 

麗奈のおしりが濡れた時のしんださかなのめw

 

 

1話

部長の久美子と副部長の秀一、ドラムメジャーの麗奈は幹部ノートと言う交換日記を始める。3年生ミーティングでも相変わらずの緊張の様子な久美子。低音パートはいつもの低人気に新入生の獲得に苦慮しそう。麗奈と久美子が一緒に帰宅していると、駅近くの河原でユーフォの演奏が聞こえてくる、優しく伸びやか音に聞き入るも、麗奈は久美子のほうが上手いと言う。つばめの妹すずめとその友達3人が低音パートの見学に来るが、人気がなければ同じパートになれると正直な気持ちを吐露する。すずめ含む3人が低音パートにはいる。パートぎめの後北宇治恒例目標決めを、部長の久美子は全国大会金賞にする多数決を取ると満場一致で賛成となる。1年生の入部も決まり目標も決まり、ホッとする暇もなく足りないパートなどの問題やその他の課題が幹部達を悩ませるが、部室の戸締まりをしているとこの間の帰り道で聞いたユーフォの音が響いてくる、久美子が奏者を探しに行くと、銀色のユーフォニアムを演奏する少女が「もしかして黄前久美子部長だったりしますか?(久美子、は、はい)やっぱりイメージ通りだ!わたし黒江真由と言います」その時一陣の風が吹き抜ける

そして次の曲が始まるのです(不穏)

 

25分に詰め込む内容の限界超えてるのに、絵も動きもセリフも説得力がすごい(称賛)