クリスマス前ってこともあって、パブで飲むことも増えている夫・野獣さん。
こないだもちょっと書いたんですけど、先週、仕事帰りに飲んでて、パブが閉店した後同僚さんの家に行ってさらに飲んだ夫が、夜中1時半くらいに、私がすでに寝入ってる最中に電話してきた。
最初無視してたんだけど、何回もかけてくるのでしょうがなく出ると…
「Animaサーン、Can you pick me up pleeeeaaase!」
いちお、「プリーズ」言いよるんで行ってやるか、って起きて、目しょぼしょぼさせながら車で5分くらいのとこまで迎えに行くと(その程度の距離を自転車に乗れないくらい酔っ払ってたようです)、車の後部座席に自転車どーんと乗せて、それから喋る喋る。
「Animaサン!今日何があったか知ってる?4千年の国の顧客が俺らの作ったコードで製品を開発することに決めて、コードフリーズしたので俺らお祝いしてたんだ!どんだけハッピーかわかる?飲みたくなる気持ちわかるでしょ?俺たちがどのくらい苦労してきたか知ってるよね?ねぇ聞いてる?おいコラ、そこ右に曲がって!」
もう私、眠くて眠くて、そんなん馬の耳に念仏なんですけど。
しかも家までほぼまっすぐの道で、「右に曲がれ」とはどういうこった。
なので「ウルサイ黙っとけ」と言うと、自分の幸せ度合いが理解されていないと思ったのか、
「Animaサン!僕がハッピーなのに君はどうしてそう不機嫌なんだ!僕のハッピネスを台無しにしたいわけ?ぐだぐだぐだぐだぐだぐだ!」
と逆ギレし出す。
なになに、どうして不機嫌か知りたいって?それはだな。
熟睡してるとこ叩き起こされて極寒の中迎えに来たら、矢継ぎ早に自分のことばかり話され、話すだけならまだいいけれどもポジティブな反応を強要され、挙句の果てには勝手知った道での運転について、まるで私が道を知らないかのように口出されたからDA!
と、家に帰りついてからこのように言いましたらば、「わかった。キミが怒る権利があることは理解した。だが、俺の仕事についてまったく労いの気持ちはないのだな!もういい!」と完全逆ギレモード。
そこで私もキレることに決めました。
じゃあお前は私に対してもまったく労いの気持ちはないのだな!もういい!今夜はおめぇと一緒にいたくない!居てやるものか! F*** YOU!!!
とあらん限りの大声で怒鳴りつけて、バーンとドアをしめ、そのまま車で家出いたしました。
…つか、どっちもどっちよねーー。
で、どこに行くかわからないようにケータイをオフにして(私らお互いに位置情報が確認できるアプリ入れてるんですよ)ドライブ。
もうすっかりお目目ぱっちり覚めちゃったわよ(笑)。
で、音楽ガンガン聴きながら2時間くらいあっちこっち行ってみたんです。運転って落ち着いてやらないといけないから、心を鎮めるのにいいアクティビティーだわね、ってこの時学んだわ。いい経験になったわー。
家出してどういうとこドライブしたかって?
こけものズがサッカーの試合で行くいろんなクラブのグラウンド巡りよ。
だって夜中の2時3時だから行くとこないのよ!
で、ちょっと気持ちが落ち着いたのでケータイをオンにしてみると、、、
留守電が5件入っている。聞いてみれば全部、
「Animaサン…Come home...Just come home...Please. Pleeeeaaaase...」
といったものである。
いちお「プリーズ」言いよるんで帰ったるか、と、平静を取り戻した私、帰宅しました。
で、帰ったら三つ指ついて頭を床にこすりつけた夫が待っているかと思ったら…
ベッドで爆睡してました。
翌朝(というか起きてきたの昼前ですけど)、当然昨晩の話になるよね。
夫、何にも覚えてないよね。
なので、まぁ滔々とお話しするわけです、前夜に何があったのかを。
で、「あははーゴメンナサーイ僕が馬鹿でした」などと謝っていただくわけだ。
あ、ちなみに同じようなこと、過去にも50回くらいあります(笑・家出はめったにないけど)。
何度同じことをしても学ばない点についても、どっちもどっちです。
あ、でもね、その後また夫が飲みに行く機会が2度ありまして、1度はZのサッカーチームのお父さんたちとで、この時はまた「迎えに来て」コールしてきたんだけど、夜11時くらいだったのでOK。
そして昨晩は、昔の同僚と飲んでて夜中3時半に帰って来たんですが、さすがに「迎えに来て」コールはせず、根性でシティーセンターからチャリで帰ってきたようです。
しかも、朝はちゃんと8時に起きて会社行った!
怒られてから2カ月くらいは少し行動に気を付けるようになるらしいわ。
さ、次はいつになるかなーーーーっと(笑)。
そうだ、ロンドンでは私がしこたま飲んでくだ巻いて夫を困らせてやろう。それがいい。そうしよう。
最後に、昨晩のエルフ活動。
◆12月20日:ミノムシになってみた模様。
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