バタバタしててだいぶ出遅れましたが、始まりましたね~パリ五輪。
イギリスも日本も順調な滑り出しでメダル獲得してますね。
さて、五輪といえば開会式にお国柄がとてもよく反映するもの。
個人的に2012年のロンドン五輪の演出は史上最強レベルに好きだったんですが、今回のパリはいろいろビックリしました!
イギリスは晴れてたけど、パリは大雨で大変そう…てのがまず最初の感想(笑)。ちょっぴり遅れて、イギリス時間の7時くらいから観始めたのですが…。
まず、スタジアムでの開会式ではなくて、
パリの町全体を開会式の会場にしてしまった
という大胆さ。
そして各国の選手がボートに乗ってセーヌ川から入場というのも前代未聞。
これはTeam GBが紹介された場面。
川岸だの船上だの街中で、様々なダンサーやアーティスト軍団がパフォーマンスを繰り広げるという。
川から巨大ないろんな国の人たちの顔が半分出てて(ハリボテ?)選手を見つめているというシュールな図も。
ぬっと出ている。顔が半分。
チョットコワイデス…。
聖火ランナーは特にカッコ良いと思ったなー。
マスクで顔を隠したパルクールランナーが、パリの建物の屋根から屋根へ跳び回り、建物の中を走り抜け、聖火を運ぶという。
ビデオゲームのワンシーンみたいよね。
ランナーが駆け抜けると建物が爆発したりさ(笑)。ほんとに爆破されたかのようなすごい演出ー。
サモトラケのニケと対面するランナー。
いい絵だなぁ。
オリンピックの開会式、毎回私は
テレビの画面を写真に撮って夫に笑われる
日本人ですが、今回は夫がちょうどパブに飲みに行ってていなかったので、誰にも「超日本人!」などと笑わられずに心置きなく写真撮影しましたよ。
大雨が降ってるのに燃えさかるピアノを弾くシーンとかも、なかなか凄いものがありました。
そしてそして、ワタシ的に(そしてたぶん多くの人が)
え、ちょっと待って。
あなた誰?
というかナニ?
え、何してるの?
とフリーズしたのが、しこたま強烈なこのお方↓でしょう。
ほぼ裸
青塗り
テカテカ
腹
皿に載ってる
モッコリ
恍惚の表情
この姿で立ち上がる
そして変なポーズ
もうビジュアルの凄さで、解説とか全然耳に入ってこない(笑)。
後で調べたら、豊穣と宴の神ディオニュソスらしいです。
ディオニュソスって青いの?ねぇ青いの?
演じられたのは俳優・歌手のフィリップ・カトリーヌさんという方だそうですが、まぁやっぱこの裸具合に苦情はだいぶ来たらしく、演出側からの謝罪もあったとか。
いやー宗教的な倫理観などからこれは許せないという考えならわかりますけど、面白さという点では非常に良いと私は思いましたが(笑)。
こういった方たちの他にも、ジェンダーフリーやLGBTQIA+をかなり意識した出演者が多かった印象でしたね。
さて、開会式最後のシーンは、エッフェル塔を臨むトロカデロ広場。
圧巻!
特設会場に選手が集合し、開会宣言などが行われたのですが…
この時間帯、実は
酔っ払った夫が電をかけてきて、私が聞いてないことにも全く気づかずずーっとしゃべり続けているので、聖火が今まさに届きます、という佳境にさしかかった場面にあまりしっかり集中できない
という事態になってましたわ。
お馬さんが出てきたところとか、
くっそー。
テレビの画面を写真撮影できなかったじゃないのYO!
とか言うともうまた夫に「馬鹿じゃないの」とか言われて抱腹絶倒されるので言わなかったけどよ。
聖火が気球に火を灯して空に浮かび上がるシーンとか、素敵だったわ。
聖火台が気球とか、めちゃめちゃカッコいい。
この写真はお借りしました。
個人的な感想としては、
ツッコミどころが史上最多なオリンピック開会式
だったのではないか、と。
フランスのことはあまり知らないのですが、これがフランスらしさなのかしら?
【追記】
先ほど、拝読させていただいているパリ在住のブロガーさんの記事を読ませていただきましたら、今回の開会式、実にさまざまな政治的メッセージが込められた、まさに「革命的」なものだったようです(ディオニュソスの歌の内容や他の歌手の方のパフォーマンスなど含め)。なるほど~~!
日曜あたりに野獣さんに「ところで開会式のハイライト観た?」って聞いたら
「んなもん観んわ 」
だとよー。そのくせTikTokで上がってきたロンドン五輪のミスター・ビーンのシーンは何回も観て笑ってるくせに。。。
まぁ、あの青塗りのおじさんやドラァグクィーンの出演シーンあたり、野獣さんは生理的に受け付けないと思いますけど(笑)。
フランス大好きなうちの父・天然のじんさんやじんさんの奥さんの感想も今度聞いてみようと思います。
いつも応援ありがとうございます!