先日、こけものZが弟について、ちょっとネガティブなニュアンスをこめてこんなことを言いました。

 

 

「あのね、僕のクラスのみんなとか、他の学年の子も何人か、Aのことを

 

 

Weirdo=変人

 

 

って言ってるよ。

 

 

みんなAをおかしな奴だと思ってるんだ…」

 

 

weirdo(ウィァドウ、と発音)は奇人、変人、変わり者、ヘンな奴、わけわからん、所謂あんまり進んで友達になりたくないようなおかしな奴、っていう意味。

 

 

こけものAは確かによく頓珍漢なことは言うし、変顔ばっかりしてるし、とんでもなくマイペースでその上とてつもなく自己肯定感が高い人だ。ちょっと風変わりであることは否めない。

 

 

でも私にはどこら辺が具体的にweirdoなのかちょっとよくわからないんだけど…

 

 

や、というかさ。。。

 

 

 

 

 

「そうかもしれんねぇ。

 

そしてZよ。

 

Weirdoがいなかったら世界は実につまらんと思わんかね?」

 

 

 

 

 

と、私が思ったことをZさんに言いました。

 

 

もともと私は小さい頃からそれこそweirdoと言われ続けてきた人です。

 

 

家族からしてweirdoの集まりだった(笑)。お母さんは金髪クルクルヘアー&目の周り真っ黒メイクだったし、お父さんは裸の人間だの内臓飛び出てる人とか描いてる画家だったし、家には彫刻だの剥製だの変なものがゴロゴロしてたし。

 

 

私自身、小学生の頃から自分が作った台本で独り演技したのをテープレコーダーで録音したりすることばっかやってたり、ひとりごとばっかり言ってたし、時には右手と左手に会話させたりしてたし(笑)。服はお母さんが作ったヴィクトリアンな感じのものばっかり着てたし。

 

 

中学生高校生になったら突然小説やら詩ばっかり書いて人と関わらないようになったり、医療器具コレクションしたり。

 

 

でも、けっこう世の中でなんか新しいものを創りあげて成功する人って、たいてい変人と呼ばれてる人だったりしません?(私は成功してないけどよ)

 

 

昔は村八分(←古)になったりしてたかもしれないけど、今はもうだいぶ市民権得てるよね???

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチだって、スティーブ・ジョブズだって、レディ・ガガだって、みんな変人よな。

 

 

そんで、みんな変人のこと大好きよな。

 

 

Radioheadの『Creep』だってみんな大好きじゃんね。イギリス人のカラオケの定番よ。

 

 

 

私は大好きだよ

 

 

 

誰しもどこかで、変人に憧れる部分ってあるじゃんね。

 

 

そして誰しも、多少なりとも変なところ=weirdnessはあるよね。変なところがあるのって普通じゃない?

 

 

変と呼ばれるか普通と呼ばれるかは、それを前面に出すか出さないか/無意識に出てしまうかしまわないかだけの違い。プラス、大多数の人と似たような変さを持っているか毛色の違う変さを持っているかだけの違い。

 

 

つまるところマミーは、weirdoと呼ばれる人たちって面白いから好きなんだよね。

 

 

ということをZさんに言ったら、ダディーは「そうだそうだー!」と賛同し、Zさんはというと…

 

 

 

ニヤーーーーーーッ ニヤニヤ

 

 

 

として、黙りこみました。

 

 

どういう意味のニヤーなのかようわからんのですが(笑)、なんかちょっと嬉しいような、マミーまじかよ的なような、照れくさいような、いろんな感じのニヤーだったわ。

 

 

Zさんが何を思ったのかはわかりませんが、まぁ、そういうことだ。

 

 

マミーはいつでも変人の味方だ。そして変であろうがなかろうがこけものズの味方だ。なぜなら、それがマミーにとっての普通だからだ。

 

 

ということがわかってくれれば、それでいいかと。

 

 

昨日の通学路のAさん。

お花と僕。

ちなみにこの人は上の会話のあと

「マミーは僕がweirdだからZより僕の方が好き?」

ってめっちゃ熱心に聞いてきました(笑)。

や、別にそういうわけでもない…。

 

Aさんの背後に何本か生えてた青い花。

Cornflower(矢車菊)でした。

好きー。

 

 

 

 

 

 

あしあと

 

 

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