今日も真夏日のイングランド。

 

 

28度くらいだけども太陽の下の体感温度は32度くらいなんじゃなかろうか。

 

 

今日は午前中に、夫から頼まれていたガスと電気のメーターの数字をチェックしに新居に行ってきました。

 

 

で、昨日こけものズと一緒の時には気づかなかったものがいくつかありました。

 

 

まず、前庭に、小さな

 

 

サクランボの木 さくらんぼ

 

 

があること!

 

 

 

 

お隣さんには大きな木があってたくさん実がなっており、うちのほうにも少しかぶさってるのをこけものズが

 

 

「このチェリー取って(盗って?)食べていいかなぁ」

 

 

などと言うので「お隣さんと仲良くなってちゃんと聞いてからね」と言ってたんですが、まさかうちの前庭にもあったとは。

 

 

そしてうちの前の通り(公道)にも何本かサクランボがたわわになっている木があったので、ここの通りの人たちはみんなサクランボの木を株分けしてもらってるのかも。

 

 

この一番赤い2個を食べてみたら、とっても美味しい!

 

 

山形のサクランボに匹敵する甘さ!昇天

(たぶん言い過ぎだけど)

 

 

暑さのせいかちょっと葉がしなっとしてたので、お水たくさんあげました。

 

 

あとはね、お庭のバラちゃん、2種類あるって昨日気づいてなかったし。

 

 

 

 

 

植物全部に水遣りしました…今持ってる極小サイズのじょうろで50回くらい水汲んで(笑)。あちかったー。

 

 

鳥さんの水場にも水を張っといたよ。

 

 

庭の端っこから撮るとこんな。

ポピーの写真はどうしても撮ってしまう。

この複雑怪奇なフォルムがなんとも好きでさー。

ちょっとモンスターっぽいよね。

 

 

そして3つ目の気づきは、キッチンにありました。

 

 

ボイラーだとか家の設計図なんかと一緒にぽんと置いてあったんですけど…

 

 

 

 

なんぞ、古い雑誌だか新聞だかか…??ってよーく見たら…

 

 

 

 

1937年ですってよ!

 

 

こないだはBRP申請の準備してるとき野獣お祖母ちゃんの1930年の卒業証書みたいのが出てきたし、なぜか最近1930年代づいてる???

 

 

1937年5月15日発行の女性誌/紙と思われるもの。これがなかなか面白い。

 

 

たとえば上の記事は

 

 

メイクの色合いは目の色によって決めよ!

 

 

ってなことを断言し、コスメ商品の紹介をしてる記事。

 

 

じゃー日本人はみんな同じメイクのセットになっちゃうじゃんかよーと密かに思ったりしたが。

 

 

その他のページは…

 

 

 

 

自分を一番魅力的に見せるには

 

 

とか

 

 

 

 

ジョージ6世王と王妃による、お若いエリザベス王女(後のエリザベス2世女王)へのご教育はこんなふうだ!

 

 

とか。

 

 

もう、今も昔も女性誌の内容ってほとんど変わらんよな。

 

 

ちなみに私、女性誌を買ったことが人生で1回か2回くらいしかありません。雑誌といえば文芸誌か音楽雑誌ばっかり買ってた…。あ、あと『ファッション通信』も買ってた。

 

 

さて、最後のほうには赤ちゃんのいるお母さん向けの記事が…

 

 

 

 

歯が生えてくる時期の赤ちゃんのぐずりだの不調をどうしたら最小限に抑えるか

 

 

ですって。

 

 

でもですね、むしろ私はその横の

 

 

PHOSFERINE TONIC WINE 赤ワイン

 

 

なるシロモノのほうが気になるね。

 

 

記事によると、「医者に言われて飲んだらめっちゃ調子良くなったわ!サイコー!」って、ミセス・ロジャーなる女性が住所まで晒された上で言ってますけど…(絶対この人存在しないよな)

 

 

どーいうシロモノなのかよくわからんくて調べてみたら、この時代に流行った滋養強壮ドリンクのようですね。

 

 

「赤ちゃんとお母さんの健康が大事」って言ってる記事の横に酒の宣伝入れるんかい、と思ったけど、どうやらいわゆる酒ではなさそうです。紛らわしいネーミングよな。

 

 

そんな、90年近く前の面白い女性誌。

 

 

前の住人がこれを見えるところにぽんと置いて行ったってのはなぜなのだろう。

 

 

前の住人は70代のご夫婦なので、この雑誌は彼らが子供の頃のものというわけではなくて、おそらく彼らの親か、下手すると祖父母の世代のものですよね。

 

 

でも、自分の親や祖父母の所有品だったなら、引っ越し先にも持って行くよね。

 

 

ってことは、これは代々この家に住まう人に受け継がれるものなのだろうか(笑)。

 

 

よくわかりませんが、

 

 

強制的に託されてしまった

 

 

のでしょうか。

 

 

この女性誌が

 

 

家の守り神あるいは魔除けのお札 魂

 

 

的なものだったりするのでしょうか。

 

 

捨てたら呪われたりするのでしょうか。

 

 

えーーーと、野獣家もとりあえず大事に保管させていただきたいと思います。そんで、何十年後かにこの家を出ていくときには、同じように次の住人に託していきたいと思います。

 

 

 

 

そんな、本日の気づきと託された(かもしれない)ものでした。

 

 

 

 

 

あしあと

 

 

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