数日前から、多くのメディアで大騒ぎとなっている英米2国間の論争。
ブログをいつも愛読させていただいているleira-londonさんも記事にされていましたが、笑えるので私も書かせていただきます。
事の起こりは、アメリカの化学を専門とされる大学教授が、
紅茶に塩をひとつまみ、さらにレモンを入れて飲む
のがパーフェクトな飲み方である、という発表をしたことで、ここから騒ぎが広まっていきました。
皆さんお分かりになると思いますが、このようなことに紅茶の国・英国が黙ってるわけがありませんね。
当然、メディアというメディアで反発が起こるわけです。
そしたら、国家間闘争を避け、騒ぎを鎮めるべく、在英米国大使館から公式声明が。
以下のようなことを言っています(以下・Animaの拙訳)。↓
本日各メディアで報道された、アメリカ人教授による「パーフェクトな紅茶の淹れ方」が、英米間の大切な絆に亀裂を生じさせる結果となってしまっています。
お茶というものは人の心を結び付け、国同士の絆を深める霊薬です。今回のような、常軌を逸した提案によって二国間の素晴らしい関係が根底から揺るがされるなどという事態は、私たちとしても到底見過ごすわけにはいきません。
よって、私たちは、英国の国民的飲料である紅茶に塩を入れるという言語道断な行為は、アメリカ合衆国が公的に認めるところのものではないということを、善良なる英国民の皆さんに断言したいと思います。またこの方針は今後も決して変わらぬことを保証します。
私たち両国がしっかりと結束を固め、紅茶に関して歩みを共にする姿勢を、世界に示していこうではありませんか。
これからも米国大使館は、紅茶は電子レンジで作るという、正統な淹れ方を続けていく所存です。
以上。
はい、待て待て待て待て待て待て待て待て。
最後の最後んとこ。
こ、、、
こ、、、、
紅茶をレンチンする…
のが
「正しい淹れ方」
だと?
これを宣戦布告と呼ばずに何と呼ぶ。
喧嘩売ってると言わずに何と言う。
合衆国大使館…おまえもか。
この発表を受け、英国メディアも一般人も、どっかーん。
SNSにはこぞって皆さん、
紅茶をレンチンして作る?
ないわー。
ないわーーー。
私のTLこればっか(笑)。
ついには
在ワシントン英国大使館が英国軍を従えて登場し、正しい紅茶の淹れ方を指南する動画を公表する始末。
(陸軍の人「紅茶を淹れるのに電子レンジは必要ありません。必要なのは火とティーバッグと砂糖とミルクだけです」とか言ってるw)
これはもう、英米間、一触即発の危機ですよ。有事よ有事。クライシス。
今後の2国間の動向を注視していこうと思います。はい(イギリス人ってほんっと、アメリカ落とすの大好きよな。ほんとすいませんねアメリカの皆さん)。
とりあえず、英国陸軍・海軍・空軍が指導してくださってる手法で紅茶淹れて飲んでます、なう。
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