気温32度のイギリス東部からこんにちは。
朝から男子2名から威嚇されているAnimaです。
今日はもともと歯医者で半年に一度の定期チェックアップの予約をしていたのですが、先週歯医者から電話がかかってきて、
「Covid-19の影響で、あなたと息子たち3人いっぺんにはできません。何か問題があるようなら問題がある人だけ診れますが、チェックアップだけしたい場合は一人ずつ来れるよう、予約を変更しましょう」
とのことでした。何を隠そう私、ロックダウンが始まった直後に、何か固いものを食べてた時にガリっと何かを噛んだと思ったら自分の歯だったんですわ。ものを噛んだだけで歯が欠けるって、完璧に年齢だよねこれ・・・。
だって、、
我が夫も、まったく同じことをその一週間前にしましたからね。
↑夫、同い年。
ロックダウン直前だったので、夫は歯医者行って応急処置をしてもらい、ゆくゆくはクラウンにしないとね、と言われたそうです。で、私。夫と同じように同じような場所の(右の上)歯を同じくらいの分量(一本の歯の半分くらい)を欠けさせた私。3ヶ月経ってようやく今日、歯医者に診てもらえることになったわけです。
午後1時40分からの診察だったので、Zさんの家庭学習を早めにちゃっちゃと終わらせて、家を出ました。
まず、歯医者に到着してもいつものようにドアを開けて勝手に入って行ってはいけません。歯医者ではエアロゾルを使用するため、飛沫感染が起きやすいとのことで、ロックダウンと同時に営業を停止しており、営業再開された今は、歯科医や助手は上から下までPPE着用し、みんな重装備。受付嬢は受付にはいるものの、ドアは締め切ってあって全く顔は見せず、一人で電話仕事と書類仕事だけやっています。
で、患者の私。まず歯医者に到着したら駐車場に車を停め、車の中から受付に電話をかけます。「着きましたー」って。基本、患者は一人しか建物の中に入れません。で、中の準備ができたら受付嬢が折り返し電話をかけてくれ、やっと建物の入り口に向かいます。今日は時間通りに着いたけど15分も待たされ、車の中エアコンつけてても暑かったぜーー。
で、ものごっつい医療用マスク(ほとんどガスマスクみたいな様相)、フェイスシールドに長い全身エプロンを着た歯科助手さんが出てきて手指消毒ジェルを渡してくれるので、それで消毒。それから、検温。
それらをパスしてやっと診察室へ。
入ったらいつもお世話になってる歯医者さん、歯科医としての腕はとても良いと思われる、アイルランド人でラグビー好きでお喋り好きな先生がいつものようにお出迎え。でも格好はもちろん重装備。
こんな感じ。
↓
これは違う歯医者さんですが、これと同じ格好(エプロンは緑)してました。
画像はお借りしました。
でさ。いつものよーにアイルランド訛りで
「どうよロックダウン生活は?子供らは元気?学校行ってる?ラグビーがどうのこうの君の夫がどうのこうのオールブラックスどうのこうの・・・」
って言うんですけど、見ての通り、すんごいごついガスマスクちっくなマスクをしてモゴモゴモゴモゴ喋るもんだから、
何言ってんのかわかんねーのよ。
はい?ええ?って聞き返してたら、
「そうなんだよ・・・みんな何言ってるかわかんないって言うんだよ。。。僕は僕で、顔が汗まみれで痒いのに掻けないし・・・なんて悲しい職業なんだ・・・」
って、そこだけものすごいちゃんと聞こえました(笑)。
で、定期検診的なことはすっ飛ばし、問題の欠けた歯の診察へ。先生、「うーむ」などとうなりながら診て、レントゲンなんぞ撮ったと思ったら、
「これねー、前に治療した歯なんだけど、この歯が半分以上欠けてて、三分の一くらいの残った歯がかろうじて詰め物を支えている状態だよ。もー、いますぐクラウンにするほかないです」
と。どうやら夫のより欠け方が酷いようで(笑)。ってなわけで、さっそく麻酔して歯をドリル。仮歯をつけるところまでさっさとやってもらいました。2週間後にクラウンが付く予定。
それまでカレー禁止です(色素沈着するため)。
今日カレーにしようと思ってたのに~~。
急遽、平日だけどバーベキューすることにしました。
歯医者さん、お支払も医院内ではせず、治療終わったらさっさとおん出され、車に戻ったところで受付嬢から電話がかかってきて、電話でクレジットカード番号などを伝えてお会計。次回の予約もこの時にしました。とにかくもう、治療用の椅子以外には何にも触らせない、という方針ですね、今のところ、イギリスの歯科医院では。
そんな、Covid-19渦中なイギリスの歯医者経験でした。なんだかんだ、面白かったですけどね。やっと麻酔も切れてきたので、茶でも飲みますか。
皆さまもHave a good evening!!
最後に、今日Zさんが課題で作った砂の城の模型。
段ボール&トイレットペーパーの芯に金のグリッター塗って作成。