さてさて。新型コロナウィルスにより3月23日から閉鎖されていたイングランドの学校ですが・・・
本日から、小学校がついに再開しました。
土曜日の夕方に、子どもたちの小学校からメールが届き、それに学校再開にあたっての保護者向けガイドブックが添付されていました。16ページに渡るこのガイド。以前とどのように教室が異なるのか、子どもたちの一日がどのようになるのか等、細かく説明されていました。
まず、教室。
この学校では今まで一つのテーブルを6人くらいが囲んで座る形で、一クラスに25人くらいが学んでいたのですが、この6月からは一クラスに最大9人までしか生徒は入れず、先生ひとりとアシスタントひとりがこの9人の生徒を見ることになるそうです(この人数は学校によります)。
生徒一人につき机が一つ。机は間隔を2メートル以上あけて置かれており、文房具も学校が用意した各生徒用のものを使用して、ほかの子のものを借りたりするのはダメです。こういった、新しい教室の配置と担当教員が写真付きでガイドには載ってました。
この生徒9人プラス先生ふたりのグループは「Bubble」と呼ばれます。
私が勝手にイメージしたところでは、このBubbleっちゅうやつは、ひとつのグループがひとつのシャボン玉の中に入ってるという感覚です。この人たち、シャボン玉の中に閉じ込められてるので、その外には出られません。そしてほかのシャボン玉と交わることもできません。外に出ようとしたりほかのシャボン玉に触ったら、だいたいシャボン玉、パチンとはじけちゃいますよね(あ、実際にはシャボン玉がふたつくっつくことも多いですがww)。そしてさらに、このBubbleの中の一人にコロナウィルス感染症の症状が出た場合、「BubbleがBurstする(シャボン玉が破裂する)」という現象になるそうで、このBubbleに属する生徒と先生全員が自宅隔離しなくてはならなくなります。つまりこのBubble、
非常に繊細な運命共同体ってとこでしょうか。。。![]()
お昼ご飯は、今まで講堂でみんなで食べていたのが、教室で各Bubbleごとに食べることになります。給食は出ます。
休み時間も同じBubbleに属する子としか遊んではならず、登下校もBubbleごとに、時間差で。
これを、まず今日(6月1日)から、今までも学校に通い続けていたキーワーカーの子供たち→6年生→新しく加わるキーワーカーの子供たち→1年生とレセプション学年生→幼稚園生、の順に、数日おきに徐々に増やして再開するとのことです。
うちの子獣らで、この6月の登校開始対象学年に当たるのが、幼稚園生のAさん。事前に「あなたの子は学校・幼稚園が再開したら通わせますか」というアンケートを取られており、それに「イエス」と答えた人のみ、現在の段階では通学・通園できます。「ノー」と答えたけど急に気が変わって通いたくなった子は、今は保留扱いにされ、ウェイティングリストに入っている状態(学校の受け入れ体制が整うまで待機)になります。うちはイエスと答えたので、6月からまた幼稚園に通いますが、上記の順番に従うので、Aさんの幼稚園再開は6月15日か16日からになるそうです。
幼稚園生も、基本的にひとりにつきテーブル一つ。他の子と一緒に座ったりは極力させないそうです。
今年1月の幼稚園の光景。
こんな環境はもう長い間やってこないなんて、この時は想像もしてなかったですねぇ。
でも。。。2メートル以上のソーシャルディスタンシングが3歳児4歳児にできるのか。
できるわきゃない。![]()
と思ってたら、ガイドには「年齢的に、幼稚園生・レセプション学年の子たちのソーシャルディスタンシングは保証できませんので、そこんとこ了承してください」と注意書きがありました。
そりゃそうだ。ほかの子とついついお手手つないじゃった、とか、転んだ子を助け起こしちゃった、とかで保護者から「先生何やってんだ!2メートルルール!!うちの子にコロナうつったらどうすんの!」とかキーキー言われたら学校だってたまったもんじゃない。そんなんなら幼稚園来るなって話ですよね。だから選択できるわけだし。休んでも罰金にはならない。
他の子や先生と万が一触れ合っちゃってもいいよ、という覚悟がある子だけ来てくださいね
ってことになります。うん、そりゃそうだ。
全学年向けのガイドブックなので、細かい学習内容についてはまったく触れられてませんが、おそらく学校に行く子と家庭学習する子の学習内容は基本的に同じものになるのかな?と思いました。まぁこれは先生にお任せしようと思うのであえて質問はしませんが。
幼稚園の子については家庭学習と同じってことはないと思うし、家でできないことができるから幼稚園のメリットって大きいような気がします。つまり、同年代の子たちと会って世界を広げるってことですね。Zの年齢だと既に、マミーとダディーと兄弟しかいない家よりも広い世界があるということを知ってますが、Aさんはまだまだ家が中心。それを少しずつ広げるという意味で、私個人的には(野獣さんも同じ考えですが)幼稚園、ものすごく大事です。
ちなみに2年生のZさんの学校再開がいつになるのかは、まったくもってわかりませんです、はい・・・。でもさ、全学年の全生徒をこの状態で一度には絶対学校には入れられないから、たぶん全学年の登校が再開されても、毎日学校に行くっていうわけではないのかな??まぁ、もちろん今年はもううちの子は学校に行かせませんっていう親たちも多いようですが。メディアによるアンケートによれば半数近くの親が「現段階では子どもを学校には行かせない」と答えたそうです。あ、あと、金曜は午前中で学校が閉まるそうです。
こちらはZさんが幼稚園生だった時のお友達との写真。懐かしい・・・。
そんなわけで、もーなんか書いてるうちに何書いてるのかわかんなくなってきましたが(笑)、そんな感じで、Aさんの家庭学習、というか、「Zさんの家庭学習になんとなく付き合わされて自分も何かやらされているAさんの時間」もあと2週間ほどで終了し、また幼稚園でいろいろ楽しいことをやる時間が戻ってくるようです。
学校からの頻繁な連絡に関しては、私の印象では、
「ほんっと校長先生、先生一同すんごい頑張ってるなー。国からの要求がどんどん増えていく中で、ちゃんと教材も準備し、環境も整え、家庭学習のチェックやキーワーカーの子たちを教えるのも、各家庭に電話かけるのもやってて、ほんと頭が上がらない
」
です。それはもう、スーパーで働く人たちや郵便屋さんやお医者さんや看護師さんや病院のお掃除屋さんやごみ収集員やいっろんなキーワーカーみんなそうなんですけどね。
なんというか、コロナ以前の世界というのはもう戻ってこない。「終息(収束)したら」「早く収束(終息)してほしい」っていう考え方はもうやめたほうがいい、それよりも「コロナウィルスのある世界で生きる」ことを考えるべき、というようなことを言っている人もいて、まあそれもそうだよなぁ、と思うわけなんですが、何はともあれ、、、
子どもたちが子どもらしく生きていける世界 ![]()
だけは、みんなでがんばってがんばって、確実に作り上げて確保していきたいなぁ、と何よりもそればかりを思う今日この頃です。

