我が家の小さい男子ふたり。
男子なるものの例に漏れず、アレとアレが好きである。非常に。
アレとアレとはなんぞや、といえば、ほら、アレとアレですよ。
まずは、恐竜。
だいたいの男子が通る道ですよね。Zさんは2歳でペッパピッグの弟のジョージが持ってる「ミスター・ダイナソー」を見たことを発端に恐竜好きになり、そこから7歳の今まで恐竜一直線。スパイダーマンなどで浮気(?)もしてますが、基本一番好きなのは恐竜です。
5歳の時の写真。Tシャツはもちろん、王道のこれで。
どんだけ恐竜知ってるかって、「カルカロドントサウルス」とかいう恐竜の名前まで知ってるくらいのレベルです。普通知らんよねそんなの・・・。
本日は夕方5時45分からテレビで『ジュラシック・パーク』を放送するらしく、昼の12時から
「あと5時間45分で『ジュラシック・パーク』始まるね!もうすぐだね!!」
って鼻息荒くしてますが・・・・・・全然「もうすぐ」じゃないと思いますけど・・・。
そして弟Aさんも、当然のように兄ちゃんの影響を受ける。受けまくる。「マミー聞いて。パキケファロサウルスがどうのこうのなんだよ」だの「ティラノサウルスとヴェロキラプトルのハイブリッドはどうのこうのだから」だの、「ああそうですか」って応えるしかないような発言をようするんですわ。
最近は、
このTシャツしか着ません。洗濯していてこれがないと、「あ~あ」と、まるで私が意地悪をしているかのような視線を送られるんですね。困ったやっちゃ。
彼らの恐竜コレクションは主にシュライヒ社製のリアルなものが多く。というか、リアルなフィギュアしか欲しくない私の洗脳の結果ですが・・・彼らもオモチャっぽいのは好きではなく、リアル~なのを欲しがるのでよろしい。
でも。
恐竜好きはまぁいい。そりゃあかっこいいし、浪漫にあふれているし、古生物学の道にもつながる。私も小さい時恐竜かなり好きでした。今でも好きです。だから恐竜のフィギュアはいくらでも買っちゃる。
だが、男子特有のもう一つの「アレ」好きは、どうにかしていただきたい。
その「アレ」とは・・・
ウ〇コ
ですよ。もうね、食事中も勉強中も、どっちか一人がウ〇コのウの字を口にしようものなら、もう一人も大喜びでノリノリになり、二人そろってのプープーピーピー、お尻やチ〇チ〇まで登場する楽しいお歌の大合唱となるわけですよ・・・。
男子っちゅうのはどうしてこう下ネタにモーレツ反応するんでしょうね。というか、40代も半ばの野獣さんも便乗することありますしね。本当に、何なんでしょう。
ちなみにこの上のトイレのオモチャ。母としてはぜんっぜん欲しくないようなシロモンなんですけど、家の近くのチャリティーショップに寄った時に、次男Aさんが欲しい欲しいと言い張り、買うまで梃子でも動かなかったという。
このおトイレ、電池が入ってて、流すレバーを押すと「ジャーって」音がするんです♪
って、嬉しくもなんともないわ。
買う時にも、私が渋りに渋ってたのを見ていたレジのお姉さんに「ねえ僕、このオモチャ一日で飽きるんじゃないかとお姉さんは思うけど、本当に欲しいのかな?」って聞かれたAさん。「ううん、ずっと遊ぶよ」と答え。。。結果、、、
ウ〇コのオモチャを出し入れして、ほぼ毎日遊んでいます。
ま、1ポンドくらいでそんだけ毎日遊ぶんだったら、トイレだろうがウ〇コだろうがなんでも良くなってくるわ。
と、そのような典型的男子の道をひた走っているZさんとAさんですが、彼らの2大好きなものをひとつにまとめた本があります。
↓
『The Dinosaur That Pooped』シリーズ。
小さな男の子と、その子のペットの大食漢な恐竜が繰り広げる、冒険とウ〇コに満ちたお話の数々。
だいたいお話は、男の子と恐竜くんがどこかに遊びに行ったり特別なイベントがあったりするときに、恐竜くんがその場所にあるすべてのものを食い尽くしちゃうんです。たとえば『The Dinosaur That Pooped A Planet』のお話では、宇宙に行った恐竜くんが、ロケットやら衛星やらほかの惑星やらエイリアンやら、全部食っちまう。で、宇宙から帰れなくなってしまいます。。。そこで・・・解決策は、、、
食べたものを全部(下のほうから)出して、その噴射パワーで地球に帰る。
というお下劣極まりない解決策なのです。
見てくださいよもう、これ。
読むたびにですね、このシーンで「ギャーッ!!」と絶叫して大喜びする男子たち(あ、さすがに野獣さんはこれではそんなに喜びませんよ。幼い奴らだけです)。
このお話を考えついた作者のかたは、天才なような気もするし、どっしょもねー奴なような気もする。
ものっすごい小声で言わせてもらいますが、、、、たまにちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、女の子ママが羨ましいなぁと思ったりしないとは言い切れない、男子の母なのでした・・・。