イギリスの学校は今日の午後3時をもって、無期限休校となります。

 

 

昨日の時点で、新型コロナウィルスの国内感染者数は3269人、死者144人。

 

 

噂によると、学校は9月までは開かなそうだ、とか、少なくとも3ヶ月、とかいう話があります。まぁ、3ヶ月は妥当だと思いますけど、9月までってきっついなぁ・・・。次に学校行くときは子供ら、学年が変わってるってことになっちゃいますね。

 

 

GCSE(義務教育の終了試験みたいなもの)やAレベル(大学入試センター試験みたいなもの)もキャンセルだか延期だかになるみたいなのですが、こちらは本当に深刻ですよね。小学校2年生のZさんも学年末(6月)に全国統一学力テストがあるんですが、それもたぶんやらないですね。ま、それはどうでもいいです、正直(笑)。

 

 

そんなこんなで、昨日AさんとZさん、休校中の学習セットを学校から受け取ってきました。

 

 

Aさんのほうは幼稚園生なんで、紙5枚くらい。「お名前を書く練習をしましょう」ってのと、「いろんな形の名前を憶えて形ごとに色塗りをしましょう」ってのとか、「数は何個あるかな?数えてみましょう」的なの。こちらもどうでもいいです、はい(笑)。

 

 

2年生のZさんとなると、話が違う。持ち帰ったセットがこちらです。↓

 

 

 

 

 

 

これはあくまでも「物質的にしか渡せない教材」です(ノートとかね)。実際の毎日の教材は、学校が設置するグーグルドライブにパスワードを使ってアクセス・ダウンロードし、PCやタブレット機器上で直接学習したり、必要ならプリントアウトしたりするんだそうです。週に一度は宿題も提出し、添削されたものが返ってくるとな。そういう機器がない家庭にはプリントアウトしたものをあらかじめどっさり配ってるんだとか。

 

 

こんな大変な準備をたった2週間やそこらでやった学校、すごいなぁ。読書に関しては各生徒のレベルによって違う本を入れてくれるので、みんな同じではなくてひとりずつぜーんぶ違うパッケージ内容だし。

 

 

で、オンライン教材は毎週月曜日に配布されて、その週の分を自分で時間配分して学習するらしいんですが、学校からの手紙によると、、、

 

 

 

 

 

 

「1日5時間程度学習することを目指した分量になっています」

 

 

 

 

 

 

ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

 

 

 

待てや。

 

 

 

 

 

あなたがた、学校と全く同じ時間、あたくしたちに子供の勉強を見ろと・・・?

 

 

 

 

 

 

無理です、絶対に無理です。

 

 

 

 

 

だってさ、あなたがた、教育のプロ。あたくしたち、ただの親。

 

 

 

 

 

先生は教えるのが仕事。親は普段の仕事に加えて掃除洗濯買い物料理あーんど子供の勉強のお手伝い。

 

 

 

 

 

無理無理無理無理。笑い泣き

 

 

 

 

 

いや、先生たちが普段どれだけのことをしてくださっているか考えたら本当に頭が上がりません。だからこそ同じことを求めないで~~~。いや、5年生6年生とかだったらちょっと指導してあとは自分でやらせるとかできそうですけど、2年生にそれは不可能。つきっきりになるしかないですね。

 

 

 

というわけで、まぁやってみないとわかりませんが、我が家はとりあえず1日2時間程度・プラス読書の時間、を目指して始めてみる予定です。午前1時間・午後1時間かな。それでどうしても足りないと思ったらもう少し増やすかな。

 

 

 

でもね、学校が再開した時に、家庭学習したノート類は全部学校に提出するそうなので、やらないわけにはいかないんですよ。ははは。笑い泣き笑い泣き

 

 

 

あとはね、掃除とかお料理のお手伝いしてもらったり、外出可能な限りは外に散歩や遊びに行ったり、家ではZさんの趣味である物語や絵本をたくさん書いたり、弟とたくさん遊んだり。もちろん、日本語のお勉強も多少やったり。そっちのほうがだいぶ大事じゃないか!?

 

 

 

さてさて、月曜日から始まるこの狂気の日々・・・いつまで私の正気が保てるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分的には1週間でキーっとなる、に5000点、ですが、実は4月2日から19日までは春休みなので、実質最初は10日ほど頑張ればいいらしい。問題は春休み後だな・・・。もーしーもー7月までとなると・・・・・・長いよぅ。