フルCGで作られた実写さながらなライオンキング。
 とにかく今現在のCG技術の最先端が見たくて劇場行ってきた。
ちなみにセルアニメの1994年版ライオンキングは見たことない。

映像について。素晴らしかった。
動物のモフモフが再現度100%の域にすでに達していることは2016年のアニメ、ズートピアを見て知っていたからこの点は驚きはなかったが、あらゆる動物を実写クオリティで描いていた。
マントヒヒみたいなのも本物に見えたから同じ猿仲間の人間も完璧に描けるんじゃないか。
でも人間の脳は人間を見分ける能力だけはすごいだろうから難しいのかな。
強いて言えば水に濡れた動物や土に汚れた動物を描くことから逃げてる感じがしたのは残念だった。
サバンナを駆けまわれば水に濡れて毛がベチャベチャになったり、軽く駆けただけでも砂埃がバンバン立つはずなのにそれが少なかった。予算の限界か技術の限界か。

 ストーリーは王道と聞いていたが、群れからはぐれていたライオンが一念発起しただけで新しい王になれるのは甘すぎる気がする。なんか引きこもりとかニートがなんの経験もせずにいきなり上場企業の役員にでもなったみたいでアホくさいというか。それだけは気になった。


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