アナ雪2は11/22に公開されました。
これを見に行くために今アナ雪1とアナ雪の短編2本を予習で見てるのですが、とりあえずアナ雪1を見ました。
250億の興収に見合った素晴らしさは感じることができませんでした。芸術性やストーリーの深さがあまり感じられない。
と言っても200億クラスになると比較対象は宮崎駿アニメしか無いので私が単に好みとして宮崎駿の作風が好きなだけだと指摘されればそれまでです。
以下レビュー
全編通して雪や氷の美しさを描き切る。
最高のCG技術が使われてるはずなのに雪ってあまりリアルに見えないものだね。
突然東京に雪が積もった時とかもそうだけど、雪って元々立体なのに平面的に見えやすくて奥行きが感じられない。一面の銀世界の中にあるカマクラがあまり立体的に見えないみたいな。
本作ではとても綺麗な雪の世界が描かれてたんだけど、それほど心に響く絵ではなかった。
本家雪の女王のアニメ映画(ロシア版) の方が雪の冷たさや寒さの苦しみが遥かに心の奥底に伝わってくる。懐古主義でしょうか?
アンデルセンの雪の女王に題材を取りながらアナ雪1のストーリーはほぼ完全にオリジナル。
でも、心に刺さった雪のかけら(魔法)が真実の愛でないと取れないというのはアンデルセンの原作の最も大事なテーマであり、それが忠実に描かれてるのは素敵です。
歌が有名ですがlet it goは英語歌詞の方がストーリーによく馴染んでいる。日本語歌詞は一般化されているが、それが日本の女性たちの心に響きやすくなる効果を持っていたのもあるだろう。アナ雪2でも同様の吹替アレンジがされそうである。
あと吹替版で見るとオラフの台詞が説明過剰なシーンが多い気がした。絵を見れば伝わるように作ってあるのに。。ピエール瀧の声は良いね。これが麻薬の力かw
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