割と評判が悪い映画。レビューなどの点数も低い。
個人的には十分に楽しめた。

カーズ1で脇役だったお笑いキャラのメーターが主役になっているのが悪評の理由らしい。
天然ボケのお騒がせ野郎なので見ててウザくなるらしいが、自分は平気。
能力のない人が、偶然とか幸運で活躍しちゃうストーリーも好きなので楽しく鑑賞。
ウザイといえば最近の作品では「未来のミライ」のくんちゃんもその性格のウザさから映画の評判を落とすのに一役買っていたが、こちらも自分は大丈夫。
私が映画の登場人物で苦手な性格は、無能のくせにすかしてカッコつけてる奴だけだな。同族嫌悪だなこれは。


本作の内容。
ストーリーはスパイ映画。大人向け。黒幕を探す。
メインテーマは前作と同じ友情と自分らしさを大事にするということ。アメリカ人の道徳観そのものだと思われる。レースシーンは前作で飽きたのでこれでいいと思う。

石油メジャーなど資本主義の批判もストレートに含まれていて、アメリカでこんな内容やっていいの?とか思う。環境保護絶対主義みたいなものへの批判もある。



映像は前作より車体の光沢などが美しくなり、より車がカッコよくなった。特にかっこいい役の車はピカピカに磨いてあるのがわかりやすい。
飛行機や船、電車なども登場。乗り物のグラフィックを楽しめる。


音楽はピクサーと関係の深いマイケル・ジアッキーノの鉄板ぶり。

perfumeのポリリズムも結構な尺で使われている。この曲も環境テーマがあったことを考えると深い選曲に思える。


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