漫画家の中条比紗也さんが

亡くなりました。

 

 

 

青春時代(死語)に、

読んでた漫画家さんだけに、

ちょっと・・・

けっこう、ショック。

悲しい

 

 

 

まだ学生の頃、

「マーガレット」系が

「女臭過ぎて」ダメで、

「花とゆめ」派だった私は、

 

 

高屋奈月

羅川真里茂

山田南平

日渡早紀

仲村佳樹

那須雪絵

山口美由紀

川原泉

遠藤俶子

河惣 益巳

・・・・・・・

(以上敬称略)

 

 

 

少女漫画を良く知らない

方にとっては、

 

 

まるで、

 

 

鳥山明

北条司

井上正彦

原哲夫

冨樫義博

ゆでたまご

高橋洋一

車田正美

まつもと泉

秋元治

徳弘雅也

・・・・・・・

(以上敬称略)

 

 

の、

週刊少年ジャンプの黄金時代に

匹敵する(と私は思っている)

はなゆめ伝説的な作家揃いの時代、

(もちろんその後もたくさんいるけど)

 

 

 

そんな頃、

「花ざかりの君たちへ」

という作品の連載を引っ提げ、

突如頭角を現しブレイクしたのが

中条さん。

 

 

 

とても線が綺麗な、

女の子は可愛く、

男の子は美しく繊細に描く、

素敵な漫画家さんでした。

※ドラマ実写化されたときは

「イケメンパラダイス」なんて

超下品で最悪なサブタイトルつけられて、

どうなることかと思いましたワ

 

 

 

特に作中で、

 

 

主人公が好きな佐野の脇役的な、

でも男と思いつつ悩みながら

主人公を好きになった中津が、

 

 

主人公に告るときの、

手が震えているシーンが、

とても繊細で素晴らしかった。

 

 

 

売れなくても地獄、

売れても地獄、

 

 

そんな細くてもろい綱を常に渡り、

自分の自分たちの作品に対して、

魂を削るように注ぐ人生は、

自分には真似できないけど、

羨望と尊敬でいっぱいです。

 

 

作品を世に残せる人は素晴らしい。

 

 

 

中条さんのご冥福を、

心よりお祈りいたします。