最近、暑くてめちゃくちゃ

汗をかいたせいか、
久しぶりに腕に、

あせもらしきものができてしまった。

 

 

あせもといえば、

子供の頃、
いまよりも皮膚が弱く、
やっぱりしょっちゅうひどいあせもになってて、

母親からお風呂あがりには、
必ずベビーパウダーをパタパタしなさいと、

注意されてたことを思い出した。


でもそれを塗ると、
まわりにぱーっと、
細かい粒子が飛び散ってむせるし、
うでや首とかが真っ白になるのが

あんまり好きじゃなくて、


ついいう事を聞かずに塗らずにいて、
悪化させたりしてよく叱られたものだ。


あの頃、

そう、

 


それはベビーパウダーではなく、
 

 

天花粉(てんかふん)
 

 

とよばれていた。




最近はすっかり、

 

ロキソなんとかにカロナなんとか。
BBクリームにハイパーうんたら。
などなど。

横文字の薬ばかりになってしまった。



ベビーパウダーも、


てんかふん。


と、「にほんご」でよんだ方が、
肌に優しい気がするのは気のせいか。




方言が少々きつく、
少し訛ってた母は、
天花粉と言えず、



てんかふぅ
てんかふぅ


と、言っていた。

 

 

そんなことも思い出して、
少し笑ってしまった。



そうだ。


久しぶりに
天花粉を買ってくるか。



若い店員さんに、
きっと、


は?

それ何ですか?


 

って、
聞かれてしまうだろうけど。

(笑)