僧帽弁閉鎖不全症は、小型犬に多い病気で、以前は投薬しか対処できなかったのですが最近は手術による完治が可能になっています。
ただのこの手術が大変高度で、限られた獣医さんしかできないため、現在数か月の予約待ちです。
素人が想像しても、小型犬の、心臓の弁って…どんなサイズ?それを縫い付けるなんて!と頭がくらくらします…実際のところ、赤ちゃんの爪ほどの大きさだそうで、それを縫い付ける技術のある執刀医、心臓ポンプの管理医、麻酔医、など5~8名のチーム医療となるそうです。
大変な手術ですが、成功率が高く、劇的な回復を見せるため、希望する飼い主さんが多いそうです。
姫ちゃんは適切な投薬と、温度、湿度、天候などによって、お出かけ運動の制限をしながら現在、平穏に過ごしています。
ただ、進行性の病気であるため、悪化したり発作が起きるとあっという間に、進行してしまいます。
診察してくださっている先生には、私たちの何倍もリアルな悲しい未来の状況が見えてしまっているのだと思います。「今」が決断する、タイミングです、と、何度もお話しくださいました。
そんなことが起こる前に・・・
でも、保護犬だということは、十分理解しているよ
といつも先生はおっしゃってくれました。
「そうだよな~」と私たちもいつも堂々巡りの相談をしておりましたが、
でもある時、気が付いたんです。
もしこれが「私の犬」だったら、当然当たり前のように「私のお金」で、手術を受けるでしょう。
でも、姫ちゃんは、アニサポの保護犬「アニサポの犬」です。アニサポボランティアや、ご支援者の皆さん、応援団の皆さんと、一緒にサポートしていくことができたら。
一生懸命お話したら、ご理解、ご協力いただけるのではないか?という考えに行きつきました。無理かもしれない・・・けど、まずは、「自分たちができること」真摯に真実をお伝えする、これをやってみよう、と決意いたしました。
金額が大変高額なため、
多くの皆様のご支援が必要です。
SNSなどでの拡散、お声がけいただけたら、大変助かります。