ドーン、回復への旅 | アニマルズアジアサポートグループジャパン Beckyのブログ

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アニマルズアジアは昨年2月、ベトナムのPhung Thuongの違法な胆汁農場から、5頭の熊を保護、アニマルズアジアのベアーレスキューセンターへ移送しました。




その中の1頭のドーンは、アニマルズアジアが活動してきた25年の中でも、最も心身ともに傷ついていた熊でした。




ドーンは、長年の恐怖と苦しみによる高血圧、鉄格子を噛んだことによる犬歯の骨折、小さなケージに捕らわれていたことによる脊椎の損傷と、長年の胆汁採取による炎症などの症状がありました。




また、ドーンの毛皮はまばらで、やせ衰えていました。



この1年、アニマルズアジアのケアスタッフは、ドーンと穏やかな信頼関係を築いてきました。



美味しいおやつ🍎🍊はドーンの興味をそそり、遊び道具はドーン本来の無邪気さを刺激しました。



この1年のドーンの変貌ぶりは、保護してきた当時と、同じ熊とは思えないほとで、アニマルズアジアCEO、ジル・ロビンソンも目を見張るほどでした。



ジルは以下のように述べています。



『ドーンは、夢にも思わなかったであろう日々を過ごしています。
足に感じる草、毛皮になびくそよ風、そしてたくさんの愛情があります。
ドーンの回復の旅は、彼女の治癒力と、何よりも皆様からの優しさの力の証です』



※以下のドーンの旅の動画は、女優・活動家のジョアンナ・ラムレイさんがナレーションをしてくださいました。



ジョアンナさんは、『アニマルズアジアに寄り添うことを誇りに思う』とおっしゃっています。