今年、この美しい熊のKayはお空へ逝ってしまいました。



写真 アニマルズアジアのニュースレターより



Kayはベトナムの悪名高き胆汁農場で、10年以上も胆汁採取され、その日々は苦痛に満ちていました。
目はほぼ見えておらず、ほとんどの毛か抜け落ちていました。



レスキューされたとき、その場にいる誰もがあることを目撃したといいます。 



それは、Kayが他の熊をなぐさめる様な仕草をした、というのです。



1頭ずつコミュニケーションをとりながら
それはまるで『もう大丈夫だよ』
と言っているかのようだったと。



アニマルズアジアCEO、ジル・ロビンソンは当時、次のように述べていました。
 


『彼女を苦しめてきた事柄は、明らかに彼女の身体に影響を及ぼしています。
彼女が他の熊たちのように、健康な外観に戻ることはないでしょう。
しかし、私たちにとって、カイは世界で一番美しい熊です。
彼女がつらい体験を耐えてきたこと、そして彼女が見せる穏やかな心は、実に驚くべきものです』



Kay、安らかに。
私たちに優しさを、素晴らしい心を教えてくれて、ありがとう。