目次


・分類

・学名

・大きさ

・生息地

・寿命

・食べ物

・産卵

・加工されて販売されている



  分類



ニシン目    カタクチイワシ科





  学名



Engraulis japonicus



「カタクチイワシ」という名前の由来


上アゴが動かず下アゴしか動かないため、片口のイワシという意味で「カタクチイワシ」という名前がつきました。





  大きさ



【体長】15cmほど





  生息地



・西部太平洋


カタクチイワシは日本周辺にも生息しています。


主に、沿岸から沖合の水深が浅い場所に生息しています。


このように水深が浅い場所に生息する魚のことを「浮魚 (うきうお) 」といいます。



集団を作る


カタクチイワシは、自分たちの身を守るために集団を作って生活しています。





  寿命



2年ほど





  食べ物



カタクチイワシの主食はプランクトンです。

泳ぎながら口を大きく開けて植物プランクトンや動物プランクトンを海水ごと吸い込み、エラでろ過して食べています。




  産卵



産卵期はほぼ1年中で、春と秋に産卵するものが多いです。

孵化した稚魚は急速に成長し、1年未満で繁殖が可能になります。




  加工されて販売されている



カタクチイワシの稚魚はシラスとして、成長したものは煮干しやめざしに加工されて販売されています。


【シラスとは?】


イワシ類やウナギなどの稚魚に対して使われる総称です。