今回は、ルリカケスについて解説します。
目次
・分類
・学名
・大きさ
・生息地
・寿命
・食べ物
・繁殖、営巣
・個体数が減ってしまった過去がある
・天然記念物、鹿児島の鳥に指定されている
分類
スズメ目 カラス科
学名
Garrulus lidthi
大きさ
【全長】 38cmほど
生息地
・鹿児島の奄美大島や加計呂麻島など
森林や農耕地、人の家の周辺などに生息しています。
寿命
【飼育】 10 〜 15年
食べ物
ルリカケスは昆虫や果実、トカゲなどを食べていて、地上でも木の上でも食べ物を探します。
また、ルリカケスにはドングリを貯える習性があります。
繁殖、営巣
ルリカケスの繁殖期は2月 〜 4月で、樹洞や幹の隙間、家の軒下などに巣を作って繁殖します。
1回の産卵で約4個の卵を産みます。
また、ルリカケスにはヘルパーも観察されています。
【ヘルパーとは?】
親ではありませんが、子育てを手伝う個体です。
個体数が減ってしまった過去がある
ルリカケスは、
・美しい羽目的で乱獲
・森林破壊
などが原因で一時期個体数が減ってしまったため、レッドリストや国内希少野生動植物種に指定されました。
現在では個体数が増え、レッドリストや国内希少野生動植物種から外されています。
天然記念物、鹿児島の鳥に指定されている
鹿児島の鳥
1965年に、その美しさ、貴重さから県鳥に選ばれました。
天然記念物
1921年に国の天然記念物に指定されました。
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