目次


・草を編んで巣を作るネズミとは?

・草に登れる理由

▶カヤネズミの生態

・分類

・学名

・大きさ

・生息地

・寿命

・食べ物

・出産



  草を編んで巣を作るネズミとは?



そのネズミは、「カヤネズミ」といいます。


カヤネズミは、草に登り、1mほどの高さの茎に葉を編んで直径10cmほどの巣を作ります。




  草に登れる理由



・体が小さい

 (全長6cmほど、体重は500円硬貨と同じくらい)


・尻尾を茎に巻き付けられる


・後ろ足の指が開き、草をつかむことができる



これらの理由によって、カヤネズミは草に登ることができます。



 カヤネズミの生態



  分類



齧歯目 (げっしもく)  ネズミ科





  学名



Micromys  minutus





  大きさ



【全長】 6cmほど


【体重】 7gほど  (500円硬貨と同じくらい)





  生息地



・ヨーロッパ 〜 アジア北部



主に、畑や水田、河川敷などのイネ科の植物が密集して生えていて、水気がある場所に生息しています。



冬の間は、地面に穴を掘って生活します。





  寿命



1年未満





  食べ物




カヤネズミは雑食性で、草の種子や虫を食べています。





  出産



カヤネズミは、1回の出産で平均4〜5匹の子供を産みます。



子供は、生後10日ほどで目が開き、生後20日ほどで巣立ちます。