今回は、エンペラータマリンについて解説します。



 目次



・分類

・大きさ

・生息地

・寿命

・食べ物

・名前の由来

・親指以外はかぎ爪

・繁殖、子育て



  分類




霊長目  オマキザル科





  大きさ




【体長】 23〜25cm



【ひげの長さ】 10cm ほど



【尻尾の長さ】 35〜40cm



【体重】 400〜500g





  生息地




・南米大陸の北部 〜 中部



アマゾン川流域の森林に生息しています。



2〜15頭の群れを作り、木の上で生活しています。





  寿命




10年ほど





  食べ物




エンペラータマリンは雑食性で、主食は果実です。



その他には、花の蜜や昆虫、小さな哺乳類を食べています。





  名前の由来




口ひげが、ドイツ帝国の皇帝ヴィルヘルム2世のものに似ていたため、名前に「エンペラー (皇帝) 」 を入れて「エンペラータマリン」という名前になりました。



この口ひげの役割は、まだ分かっていません。





  親指以外はかぎ爪




親指は、人間と同じような平爪です。



かぎ爪は、木にしがみつくときや、樹液を食べるときに使っています。





  繁殖、子育て




群れの中には順位があり、1番順位が高いメスだけが妊娠します。



妊娠期間は5ヶ月ほどで、1回の出産で2匹の子供を産みます。



出産は、食べ物が豊富な雨季に行われることが多いです。



産まれた子供は、主にオスによって育てられます。



ひげは子供の頃から生えていて、成長するにつれて伸びていきます。




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