今回は、ラブカについて解説します。




 目次



○ 分類

○ 大きさ

○ 生息地

○ 寿命

○ 食べ物

○ 生きた化石

○ エラがひだ状になっている

○ 妊娠期間が世界一長い



分類




カグラザメ目  ラブカ科











大きさ




【体長】 最大で2m












生息地




・アメリカ合衆国


・日本


・オーストラリア東岸


・アフリカ大陸


・ヨーロッパ




ラブカは、水深500〜1,000m に生息しています。












寿命



現在はよく分かっていません。












食べ物




肉食性で、イカや小魚を食べています。




ラブカは、一口で収まるような小さな獲物を丸呑みにしています。












生きた化石




ラブカは、現存するサメの中で最も古い系統に属しています。




また、今から1億年ほど前の化石から、ラブカと似た姿のものが発見されています。




そのため、ラブカは「生きた化石」とよばれています。












エラがひだ状になっている




ラブカのエラは、深海でも効率的に酸素を取り入れるためにひだ状になっています。




このひだがフリルのように見えるため、英語では

「Frilled  shark」とよばれています。













妊娠期間が世界一長い




ラブカの妊娠期間は、なんと3年半もあります。




この妊娠期間は世界中のどの脊椎動物より長いため、世界一妊娠期間が長い生き物として、ギネス認定されています。




この長い妊娠期間のあと、ラブカは体長60cm ほどの赤ちゃんを8〜12匹産みます。