子犬5頭来ています | 「 一般社団法人あにまるあいず」活動ブログ

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犬猫の殺処分ゼロとを目指して、活動しています。

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愛知県のとある場所で、「野良犬に餌をあげ、お腹が大きなメスを見つけると、お腹の大きさから出産をする頃を予想して、子犬を探して保護する」という活動をしている仲間がいます。

蛇が出るような山に、蛇に噛まれても大丈夫な格好で入り、山の上の方に餌を置いてきて、犬達が麓に降りてこないようにしています。
麓に降りて来て人間に見つかれば、行政に通報され、捕獲され、殺処分になってしまうからです。

一度、別の仲間ですが、一緒に山へ入ったことがありますが、道なき山を登りました。

猫はTNR(捕獲して、不妊去勢して、元いた場所に戻す)ができますが、犬ではそれが出来ません。
メスが出産する子犬をひたすら保護し、そのメス犬が寿命を全うするのを待つしかありません。
この方法で、野良犬はかなり減ったそうです。

仲間は子犬を保護してもインターネットをできないため、里親さん探しは仲間にお願いして助け合っています。
当会も、以前に何度か、里親さん探しをお手伝いさせて頂いています。

私が知っている仲間は2人組で、お一人は80歳です。   
先日転んでしまいお尻を打ち痛い中、今回の子犬を保護しに山に入られました。

どうして野犬がいるのか。
山に住んでいる野生の犬がいる訳ではありません。
飼えなくなった犬を山に捨てた人間がいるからです。

民家に降りてくれば捕獲され殺されてしまう。
人間の勝手な都合です。

母犬と長くいると人馴れしなくなってしまうし、少しでも母乳を飲ませたいのもあり、生後3週間くらいで保護することが多いです。
今回は5頭居たために、2箇所に分けて、育てています。

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仲間は「いつも、子犬達を保護する時に、近くで見ている母犬の寂しげな顔が辛い。『子犬達は必ず幸せにするから、許してね』と約束してくる」と仰っていました。

生後2か月を過ぎ、健診、ワクチンなどを済ませてから里親さんを募集します。

元気に育ち、新しい家族の元へ行けますように流れ星